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2008年3月16日日曜日

シュガーシャック

補習校のお友達とSaint-EustacheにあるLalandeというシュガーシャックに行って伝統的なCabane à sucre料理を頂いてきました。
まず、手作りのパンが出てきた後、カレー風味の豆スープが各人に配られ、その後、メープルシロップに漬けられたソーセージ、ハムとオムレツ、煮豆、豚の背脂の塩漬けの唐揚げ(oreilles de crisse)、芋のフライが大皿に載って運ばれてきます。最後はデザートをパンケーキ、シュガーパイ、シロップ漬けの暖かプディンのどれかを選らんでコーヒーか紅茶と一緒に頂きます。
昼食としていただきましたが、少し豪勢な朝食という感じのメニューです。
料理はどれも美味しく、予想してたほど甘さもさほど感じませんでした。

食堂の外にあるシュガーシャックでは煮詰めた熱いシロップを雪の上に垂らし、木のスティックに絡めて食べるmaple taffyを味わえますし、大きな鍋の中で煮だってるメープルシロップを見ることもできます。また、少し離れたサトウカエデの林では伝統的なバケツを使っての樹液の採取をデモしています。流れ出る樹液は糖分が2~2.5%しかないので大して甘くなく、糖分66%以上になるまで煮込んで濃縮し、色が薄いほど高級なんだそうです。

帰りにSaint-Joseph-du-LacにあるLes Vergers Lafranceというリンゴ農園に寄って、アイスシードルとリンゴワインの試飲をさせてもらいました。
 

2008年3月8日土曜日

ニューヨーク

子供達の春休みを利用して、3泊4日でNYに行ってきました。モントリオールからラ・ガーディア空港まで約1時間のフライトでしたが、低気圧による悪天候のため、帰りの便は約1時間出発が遅れました。エアカナダの便で座席毎にテレビがあって映画等が楽しめたのですが、30分ほどしか観る時間はありませんでした。しかも行きの便で観ていたBrave Oneが帰りの便になく、他の映画を選んでいるうちに着陸態勢に入ってしまいました。
子供達にとっては初めてのNYでしたが、とても楽しんでいたようです。一番楽しかったのはアメリカ自然史博物館のようで、行く前に映画「ナイトミュージアム」を観ていたため、本物の「ダムダム」に会えて喜んでいました。
自由の女神では、台座に入る所でのセキュリティチェックに時間がかかり、ゆっくり中の展示を見ることは出来ませんでしたが、展望台からのマンハッタンの眺めはとてもよかったです。
ミュージカルは「リトルマーメイド」を観てきました。セット、衣装、歌唱力、どれも一流を感じさせるミュージカルであっという間の2時間半でした。子供達も身を乗り出して最後まで飽きることなく鑑賞してました。
シーズン外れのためか、エンパイアステートビルディングにも、トップオブザロックにも全く並ぶことなく登る事ができ、幸い天気もよくてNYの景色をゆっくり堪能しました。特にトップオブザロックからの夜景は素晴らしく、ライトアップされたエンパイアステートビルはとてもきれいでした。
今回のホテルは57th Streetの6th Ave. と7th Ave.の間にあるSalisburyホテルで、冬期割引で1泊$170でした。地下鉄の駅がすぐそばにあり、ロックフェラーセンターやタイムワーナーセンターに歩いていけてとても便利でした。
 

2008年2月10日日曜日

Carnaval de Québec

週末に1泊してケベックのWinter Carnivalを観に行ってきました。
Winter Carnivalは今年で54回目だそうですが、今年はケベック市政400周年なので祭り会場や街のあちこちに400年を祝う飾りを見ることができました。日曜日は雪が舞っていましたが、気温は両日とも-2℃前後と穏やかで、歩いていても寒さをあまり感じなかったのでよかったです。
戦場公園に作られた主会場のPlace Desjardinsでは国際雪像コンテストが開かれているほか、氷でできた大きな滑り台やスノーラフティングなどのアトラクションがあり子供たちは喜んで遊んでいました。会場内にインドアBBQやsugar shackなどが楽しめる場所もあるようでしたが、全体的に大人よりも小さい子供が楽しめるお祭りでとても良かったです。
凍ったセントローレンス川ではカヌーレースをしていて、5人が足でカヌーを漕いで氷の合間を進んでいました。
 

2008年1月2日水曜日

オーランド

クリスマス休暇をオーランドで過ごしました。Travelocity.comで格安チケットを探し、一人あたり約$500でモーテル(Howard Johnson Maingate East)7泊分と往復航空券(デルタとノースウェスト)のパックを購入し、$210で1週間レンタカーを借りることができました。モーテルはディズニーワールドのメインゲートから3kmくらいの所にあって移動がとても楽でした。宿泊した棟の無線LANの調子が悪く、部屋でネットができなかったのは残念でしたが、安い割にはまずまず満足できるモーテルでした。
この年末のオーランドはとても蒸し暑く、連日最高気温は25度以上、湿度は90%以上で日中は真夏のようでした。
この時期、ディズニーワールドは1年で最も混雑するようで、エプコットにあるアトラクションの係員がこんな行列見たことがないと困惑していたのが印象的でした。
モントリオールに帰ると、この冬3度目の寒波が訪れ、今朝の気温は-16℃で30cmほどの積雪がありました。今日は日中でも-13℃で、オーランドとの差はなんと40℃です。ちなみに明日の朝は-24℃まで気温が下がるそうです。
 

2007年12月14日金曜日

Banff

Banff滞在中はずっと天気が良く、とても快適でした。
Conferenceでの講演や一般演題のレベルは高く、MS研究の最新情報が聞けたものの、内容を全部理解することはとても不可能で、勉強不足を痛感しました。
残念ながら、免疫に関してはMNI以外からの発表はほとんどありませんでしたが、いくつか興味深い報告がありました。ひとつは、Stanford大からのPPARdのノックアウトマウスでのEAEの報告で、PPARdノックアウトマウスでMOG誘導のEAEを発症させると寛解がなく、症状が持続することが示されました。PPARdのリガンドによるEAEの治療が過去に報告されていましたが、PPARgリガンドやPPARaリガンドほどの効果はなく、またPPARdリガンドでは活性化T細胞のIFNgやIL-17産生は影響されにくいと考えられていました。ところが、PPARdノックアウトマウスのリンパ球をin vitroで刺激したところ、ワイルドタイプと比較してCD4細胞からのIL-17やIFNgだけでなく、IL-10などのTh2サイトカインの産生が増加することが示されました。興味深いことにこのノックアウトマウスのB細胞を抗CD40抗体とBCR架橋で刺激したところ、IL-12とIL-6の産生がワイルドタイプよりも亢進していました。PPARdはIL-17を中心とする炎症反応を制御している可能性があり、MSなどの自己免疫疾患での関与も十分に考えられます。
また、MNIからデンマークに移ったOwensらのグループにより、IL-18 binding proteinのEAEに対する治療効果が発表されていました。IL-18はIFNgを誘導するサイトカインとして知られていますが、興味深いことにIFNgノックアウトマウスに誘導した高度のEAEに対しても十分な治療効果を示しました。治療によりEAEのCNSのIL-17発現は低下しており、IL-17抑制を介した治療効果と推定されました。
いずれも治療に結びつく可能性のある研究として注目すべき内容と思われました。

2007年9月29日土曜日

Mont-Tremblant

紅葉を見にMont-Tremblantに来ました。Mont-Tremblantはモントリオールの北に広がるローレンシャン高原の中で最も標高の高い山で、北アメリカ東部随一のスキーリゾートがあります。
紅葉の見頃としてはまだ少し早かったかもしれませんが、それでも6割くらいの葉は赤か黄色に染まり、陽が当たると絵のように鮮やかに山が色づいて、それは見事な景色でした。ゴンドラで山頂に登ると眼下に紅葉で染まったローレンシャン高原とTremblant湖を眺めることができます。また、Tremblant湖のヨットハーバーからの山の眺めも素晴らしかったです。
町の中心であるサン・ベルナール広場ではコンサートなどの催しが開かれていて一日中賑わっていました。ゴンドラ乗り場の近くではユーロバンジートランポリンが体験できたり、ロッククライミングが出来るタワーがあって有料で遊ぶ事ができます。ゲレンデはリュージュコースが整備されていて、リフトに乗って山の中腹あたりからコース上をカートのようなリュージュに乗って滑り降りことが出来ます。町の中にはパターゴルフや温水プールなどもあり、飽きることなく遊ぶ事が出来ます。
今日はMont-TremblantのHomewood Suitesに宿泊しましたが、1ベッドの小さい部屋を予約していたのに、同じ料金で2ベッドの大きなスイートに変えてもらえました。

2007年8月25日土曜日

プリンスエドワード島

夏休みの最後の週にプリンスエドワード島に行ってきました。モントリオールから飛行機でシャーロットタウンまで行き、空港でレンタカーを借りて島内を巡りました。
今回のレンタカーはボルボC30で、走行距離2000kmの新車でした。乗り心地は抜群で、とても快適なドライブができました。ちなみに3日間のレンタル料は税込合計$195でした。
宿泊はシャーロットタウンのHeritage Harbor House InnというB&Bに2泊しましたが、細部まで行き届いたサービスと清潔な部屋に大満足でした。宿泊した部屋は1泊$150で、子供1人あたり$10の追加料金がありました。日本人スタッフが常在していて、地球の歩き方にも紹介されているB&Bなので、日本人客がとても多いようです。ダウンタウンもビクトリア公園もハーバーも歩いていける距離にあり、とても便利だと思いました。
さすがに2日半で島のすべてを回ることはできず、シャーロットタウン周辺と、キャベンディッシュのグリーンゲーブルス、コンフェデレーションブリッジが架かっているゲートウェイビレッジ周辺を見て回りました。海岸沿いを走って灯台もいくつか回りました。最後のポイントプリムの灯台はあいにくの雨でしたが、灯台の上からの景色がとても良かったです。

 
 

2007年8月15日水曜日

Quebec City

週末に日本から遊びに来た両親を連れてケベックシティに行ってきました。モントリオールからケベックまでは約260km、Hwy.20EあるいはHwy.40Eを使って3時間弱で行くことができます。うちの車では狭いので、レンタカー(シボレー・アップランダー)を借りて行きました。
行きはHwy.20Eを使って、セントローレンス川の南岸を北東に進み、ケベックの対岸にあるレヴィLevisという街まで行き、そこからフェリーに乗ってセントローレンス川を渡りました。車と乗客6人で約$10の運賃でちょっとしたクルーズ気分が味わえます。川から眺めるシャトー・フロントナックホテルは壮観でした。
ケベック市内の観光はカレーシュと呼ばれる馬車に乗ってのんびりと楽しみました。 40分の観光で主にサン・ルイ通りとグランダレ通りを走ります。その他のところは歩いて回りましたが、シャトー・フロントナック前のテラスデュフランから知事の散歩道を通ってシタデル近くの展望台までは約300段の階段が続き、結構いい運動になりました。シーズンなので、プチシャンプラン通りやサン・ジャン通りは人で溢れていました。
郊外にあるモン・モレンシー滝は真上にかかる吊橋から見下ろす事が出来、ナイアガラとは違う迫力で面白かったです。
 

2007年7月23日月曜日

トロント

ナイアガラの滝の帰りにトロントに寄ってユニオン駅の近くのノボテルホテルに宿泊しました。ナイアガラ発のVIA Railが2時間遅れたため、20時頃に到着予定が22時になってしまいました。お陰でライトアップされたCNタワーを眺めることができました。
21日は午前中にCNタワーに登り、トロントのダウンタウンを上から眺めた後、ロジャーセンターに行って13時試合開始の大リーグを観戦しました。この日はシアトル戦でしたが投手戦となり、トロントの1-0の完封勝利で試合時間はたったの2時間。イチローは3打数ノーヒット、1四球で、城島は7回から守備についたものの、打席は回ってきませんでした。
夜はYonge通りにあるKorean Grill Houseに行って焼肉を食べました。カナダに来て初めての焼肉です。日本の焼肉店の感覚で注文したら、3~4倍の量の肉が出てきて食べきれませんでした。カルビは味付きでしたが、好みの味に仕上がっててとても美味しかったです。

 

2007年7月21日土曜日

ナイアガラの滝

7月19日にVIA Railに乗ってナイアガラに行ってきました。モントリオールからトロントまで約5時間半、そこからナイアガラフォールズまで約2時間、乗り継ぎの待ち時間も含めて合計約8時間の列車の旅です。往復の鉄道代は大人約$200、小人約$100です。ゆったりとした、とても快適な旅でした。

宿泊はクリフトンヒルにあるQuality Innで新しくできた観覧車の目の前にあります。近くにはTim Hortonsもあり、とても便利で賑やかな場所でした。夜は滝のライトアップを歩いて見に行くことができました。

7月20日は晴天に恵まれ、霧の乙女号に一番乗りしたあと、レンタカー(クライスラー300C、1日$49)を借りてテーブルロックまで行き、カナダ滝の裏側を観るツアー(ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ)に参加しました。滝の裏側は水が流れ落ちるのしか見えませんが、見学デッキは間近で滝のしぶきを浴びることができて迫力満点です。その後しばらくテーブルロックからの眺めを楽しんだ後、テーブルロックから少し歩いたところにある地上160mのスカイロンタワーに登り、滝を上から眺めました。晴天だったので、オンタリオ湖のかなたにトロントのダウンタンも見ることができました。
午後からは滝の下流にある渦潮の上を渡るワールプールエアロカーに乗りました。ナイアガラ川の急流を約1キロに渡って移動しますが、とても気持ちが良かったです。

  
  

2007年7月4日水曜日

カナディアンロッキー

6月28日から7月2日まで4泊5日でカナディアンロッキーに行ってきました。モントリオールからカルガリーまで飛行機を利用し、カルガリー空港でレンタカーを借りました。
レンタカーはエアカナダのサイトを介してHertzでフルサイズを予約していましたが、07型トヨタカムリを借りることができました。キャンペーン中だったのか、レンタル代は1日あたりたった$24で、5日間で税込合計$144でした。さらにガソリン満タン返し不要のオプションを$64でつけたので、ガソリン代も安く済ませることができました。1000キロほどしか走っていない新車だったので、運転はとても快適で長距離でも疲れることなく移動できたのは本当に良かったです。
  
初日:カルガリー→バンフ
カルガリーからバンフまでは約120km。途中で国立公園の入場料を払うゲートがあり、1日あたり$17.8(家族料金)徴収されました。初日の宿はバンフパークロッジというホテルで、バンフの繁華街にあってとても便利なホテルです。1泊US$170でしたが、部屋からの眺めもよく、快適でした。残念ながらインターネットと駐車場代が別にかかりました。
部屋で少し休憩したあと、すぐにサルファー山のバンフゴンドラに乗りに行きました。サルファー山の頂上からはバンフの街が一望でき、バンフスプリングスホテルを美しく眺めることができます。ゴンドラの降車場から頂上までは1~2キロのペデストリアンデッキの上を歩いて行けますが、空気がかなり薄いので急ぐと息苦しくなります。
 
  
2日目:バンフ→サンワプタフォールズリゾート
朝7時半にホテルを出発し、ボウバレーパークウェイを北上します。パークウェイでは野生の鹿が道路脇に出てきて間近に見ることができました。
キャッスルマウンテン、モレイン湖、ルイーズ湖、クロウフット氷河、ボウ湖、ペイトン湖を北上しながら観て回ります。この日の宿泊先のサンワプタフォールズリゾートに16時頃到着し、夕食前にサンワプタ滝を観ることができました。
 
  
3日目:サンワプタフォールズ→ジャスパー→バンフ
今回のドライブ旅行でもっとも長い約430kmの行程です。アイスフィールドパークウェイをさらに北上し、ジャスパーを経由してマリーン湖まで行きました。マリーン湖ではボートクルーズができ、よくガイドブックなどで目にするスピリットアイランドを見に行くことができます。夏場は混むらしいので、あらかじめネットで予約しておくといいようです。

  
ジャスパーで昼食を取った後、コロンビア大氷原まで戻って雪上車ツアーに参加しました。雪上車はコロンビア大氷原の一部のアサバスカ氷河の上を走り、氷河の真上で降りることができます。さすがに標高2000mの氷の上は寒かったです。この日の宿はバンフのスプルースインでした。ここのバスルームの風呂桶は比較的深く、ゆったり湯に浸かることができて良かったです。ここは駐車場もネットも無料でお得でした。道路向かいに日本食レストランがありましたが、この日は満席で入れませんでした。

 
4日目:バンフ→カルガリー
この日はカナダデーという祝日で、バンフの街はカナダ国旗を持った人たちで賑わっていました。
フェアモントバンフスプリングスの近くにあるボウ滝を見た後、ボウ滝のすぐそばから出発するRocky Mountain Raft Toursのラフティングに参加しました。ラフティングにはレベル1から6まであるそうですが、このラフティングはレベル1と2だけで、水着に着替える必要もなく、カメラを持って乗ることができます。約1時間の川下りでしたが、眺めは最高でとても気持ちが良かったです。
  
5日目:カルガリー→モントリオール
この旅最後の宿はカルガリーのSheraton Suites Calgary Eau Claireです。すべての客室がスイートの高級ホテルですが、この時期1泊$260以上はする2Queen bedの部屋にエアカナダのホームページ(米国版)を通してUS$170で宿泊しました。この日はカナダデーの花火大会が市内で行われていましたが、開始時間が22時半だったので観に行くのはあきらめました。
 
カルガリー・モントリオール便は直行便で約4時間半のフライトです。帰りの便は座席が最新のもので、エコノミーにもプライベートテレビがついていて好きな映画などの番組を選んで観ることができました。エアカナダでこのタイプの座席は初めてでした。おかげで子供達も退屈しないで楽しんでいました。

2007年5月2日水曜日

リツキサン

今日の朝一のポスターセッションで自分の発表をしてきました。
3月にすでに論文として雑誌に記載された内容なので、批判的なコメントはなく、多くは技術的な質問で、あとは知り合いが数人挨拶に来たぐらいでした。内容は、NMOの髄液を用いて軸索損傷のマーカーであるリン酸化ニューロフィラメントH鎖(NfH)をELISAで測定したところ、急性期、慢性期に拘わらずNMOの25%で髄液NfH値が異常高値を示したというものです。MSの髄液では全例正常範囲で、NMOがMSと異なり、軸索傷害がその病態に強く関わっていることを示しています。今回の発表内容が明日の夕方のHighlightセッションで紹介される可能性があるとのことでスライドを4枚ほど作って送ってあるのですが、残念ながらその時点ですでにボストンを離れており、どのように紹介されるか聞くことができません。
 
今回も例年通り、MSのClinical trialのオーラルセッションは人で溢れていましたが、話題はヒト化モノクローナル抗体治療でした。中でもCD20抗体であるRituximabはMS治療のphase Ⅱが終了し、36週の評価時で造影病変の著明な減少と再発率の低下が示され、安全性も高く、かなり話題になっていました。RituximabはNMOに対しても再発率の減少がオープン試験で証明されており、これらの病態にB細胞が強く関わっているとことが示唆されます。また、抗CD52抗体であるAlemtuzumabもAvonexとの2年間の比較試験において有意な有効性を示しており、いよいよインターフェロンに代わる薬剤が一般化しそうな雰囲気です。そのほか、抗CD25抗体のDaclizumabや糖尿病治療薬であるPPARgアゴニスト、経口薬であるLaquinimodなどの有効性も報告されており、今後は併用療法の効果についての議論が進んで行くに違いありません。

夕方からはFenway ParkにRed Soxの試合を観に行きました。相手はアスレチックスです。ベケット投手の好投で見事勝利を収めました。10年振りのFenway Parkでしたが、グリーンモンスターがきれいになって上に観客席が出来ていました。残念ながら松坂君には会えませんでした。