MNIでは年に1回、ノーベル賞受賞者などのVIPを招いてWilder Penfield Lectureという講演会を開いていますが、今年はカナダ産業大臣のプレンティス大臣による産学連携、特に科学技術政策とMNIの役割、に関する講演でした。プレンティス大臣は弁護士で、彼の父親はNHLの選手だったそうですが、とても聡明な印象を受けました。 今年、MNIはカナダの他の6施設とともに3年間で1500万ドルの特別予算の配分を政府から得たので、その記念講演という意味もあるようです。
MNIの他では、IT産業のウォータールー大学、ナノテクノロジーのアルバータ大学など、特定の分野で著しい発展が期待されるセンターに予算が配分されたようですが、今後もその傾向は顕著になっていくようです。マギル大学は医学を中心とする自然科学が得意分野ですが、カナダ政府のマギル大学に対するこの分野での発展の期待の大きさが良く分かりました。
さらに、カナダの科学技術を発展させる方法として、優秀な人材を海外から呼び寄せ、彼らをカナダに居着かせることが重要だと強調していたのがとても印象的でした。世界中の若い優秀な科学者がカナダでの研究生活に魅力を感じるように、COEをさらに発展させる必要があるとのことでした。
知的財産や特許に関する質問がありましたが、前述のウォタールー大学では特許権などの知的財産は研究者個人に帰属していることが多いようで、それに魅力を感じる優秀な人材が集まっているそうです。
2008年1月18日金曜日
MS day
モントリオール大学のPierre Duquette教授の主催で、レジデント対象のMS教育セミナーがモントリオール大学ノートルダム病院の講堂で開催されたので、特別に参加させてもらいました。モントリオール、オタワ、シャーブルック、ケベックの4都市から神経内科のレジデント約40人が集まり、朝10時から午後5時までMSの臨床について学びます。特別講師はテキサス大のSouth Western Medical CenterのElliott Frohman教授で、MSの神経生理学、神経眼科学が専門です。Frohman教授はMSセンターのディレクターであり、実に4000人のMS患者を診療しています。
Frohman教授の講演は、これまで聴いたMSの臨床に関する講演の中でもずば抜けて素晴らしく、途中の1時間の昼食休憩を挟んで6時間があっという間に感じるほどでした。専門の眼球運動、網膜画像(OCT)での力のこもった講演にはただ関心するばかりでしたが、患者本位の治療の進め方、決してあきらめない治療へのこだわりはとても勉強になりました。業績はNature系などよりもGreen Journalが中心ですが、こういう先生に日本での講演を依頼するべきと思いました。ちなみに、4000人の患者のうち、なんとNMOが60人以上いるそうで、これは日本のどの施設より数が多いのではないかと思われます。そして、その多くはリツキサンで治療され、劇的な効果をもたらしているようです。
また、さらに関心したのは参加しているレジデントのレベルの高さで、Frohman教授の出す質問に全員が易々と答えている様子は信じがたいくらいでした。
2007年12月11日火曜日
The Canadian endMS Resarch Conference
カナダMS協会が出資しているendMS Research and Training Networkの会合が12月10日から13日までバンフにあるスプリングスホテルで開催されています。このネットワークは、MSの発症を食い止める(end MS)のを共通の目的とした基礎研究者および臨床医の全国的な共同研究の推進を主旨に形成され、MS研究トレーニングを志す若手にとって最も魅力的なネットワークになることを目指しています。参加人数は215人で、招待講演、口演、ポスター含めて129題の演題はすべてMSに関わる研究です。疫学・遺伝、免疫、分子生物、画像、治療、QOL、臨床症状などすべての分野で秀逸の研究があり、研究者もトロント、モントリオール、オタワ、カルガリー、バンクーバーなどから片寄りなく集まっています。ECTRIMSなどと異なり、ネットワーク形成が目的なので、競い合う雰囲気はなく、和気あいあいと、とても楽しい会合です。
午後は自由時間があり、すぐ近くのスキー場でスキーを楽しむことができました。
2007年12月5日水曜日
EBVとMS
ハーバードのneuro-epidemiologistのDr Alberto Ascherioが客員教授として招かれ、Neuroinflammation programのランチセミナーで講演されました。内容は、MSにおけるEBV(Epstein-Barr virus)感染の疫学で、とても興味深いものでした。
EBVは不顕性感染として小児期に感染し、成人になるまでにほとんどの人は抗体を持ちますが、思春期以降に感染した場合、伝染性単核球症を引き起こすことがあります。また、アフリカではバーキットリンパ腫の原因ウイルスとして重要でもあります。
小児MSやアメリカ海軍の血清バンクを用いた研究で、EBVに既感染である者は未感染者よりもMSを発症するリスクが10倍程度高いことがしられており、またMS発症者では伝染性単核球症の既往の割合が高いことが報告されています。
小児におけるEBV抗体保有率は発展途上国で高く(80%以上)、高緯度の先進国では低い(約40%)ですが、これは衛生環境の違いによるものです。MSの発症要因の一つに高衛生環境が考えられており、乳幼児期のEBVを含めた微生物感染の欠如が免疫機構のTh1優位をもたらし自己免疫疾患を引き起こしている可能性が示唆されています。
新生児あるいは乳幼児期にEBV感染を経験せず、ある一定年齢以上でEBVに感染するとMS発症リスクが高まるとすれば、生まれてすぐのワクチン接種などが発症を予防できる可能性があります。
事実、MS病変で見られるB細胞はほとんどすべてEBV感染しており、EBV感染したB細胞は持続的に抗体産生能を示すためにオリゴクローナルバンドの出現を引き起こすことは容易に想像できます。
EBV感染だけがMSの発症要因ではないことは確かですが、数あるウイルスの中でも病態に最も大きく関わっているウイルスの一つであることは間違いありません。
EBVは不顕性感染として小児期に感染し、成人になるまでにほとんどの人は抗体を持ちますが、思春期以降に感染した場合、伝染性単核球症を引き起こすことがあります。また、アフリカではバーキットリンパ腫の原因ウイルスとして重要でもあります。
小児MSやアメリカ海軍の血清バンクを用いた研究で、EBVに既感染である者は未感染者よりもMSを発症するリスクが10倍程度高いことがしられており、またMS発症者では伝染性単核球症の既往の割合が高いことが報告されています。
小児におけるEBV抗体保有率は発展途上国で高く(80%以上)、高緯度の先進国では低い(約40%)ですが、これは衛生環境の違いによるものです。MSの発症要因の一つに高衛生環境が考えられており、乳幼児期のEBVを含めた微生物感染の欠如が免疫機構のTh1優位をもたらし自己免疫疾患を引き起こしている可能性が示唆されています。
新生児あるいは乳幼児期にEBV感染を経験せず、ある一定年齢以上でEBVに感染するとMS発症リスクが高まるとすれば、生まれてすぐのワクチン接種などが発症を予防できる可能性があります。
事実、MS病変で見られるB細胞はほとんどすべてEBV感染しており、EBV感染したB細胞は持続的に抗体産生能を示すためにオリゴクローナルバンドの出現を引き起こすことは容易に想像できます。
EBV感染だけがMSの発症要因ではないことは確かですが、数あるウイルスの中でも病態に最も大きく関わっているウイルスの一つであることは間違いありません。
2007年11月9日金曜日
世界大学ランキング
Times Higher Education Supplement(THES)の世界200大学ランキングが発表されました。これは、イギリスの大学教育関連の雑誌THESと採用コンサルティング専門企業QSが共同で作成したランキングだそうで、McGill大学は昨年の21位から順位を上げて今年は12位だそうです。カナダの大学としては最高位で、北米の公立大学としても最高位だそうです。ちなみに世界1位はハーバード大学で4年連続。2位はケンブリッジ、オクスフォード、エールの3大学が同点だそうです。 10位までのうち、6大学がアメリカ、4大学がイギリスと米英で独占していますが、政府による支援方法や研究費の配分方法などが高得点をもたらしているようです。カナダの他の大学では、ブリティシュコロンビア大学が33位、トロント大学が45位など、200位までの中に11大学がランクインしています。
日本の大学では東大が17位で最高位。京大が25位、阪大が46位、東工大が90位と続いて東北大は日本で5番目の102位でした。以下、名古屋(112)、九州(136)、北海道(151)と旧帝大が続き、慶応(161)、早稲田(180)、神戸(197)までがランクインしてました。200位までの中にカナダと同じ11大学。少しさみしい気がしますね。
2007年7月24日火曜日
B細胞研究
コロラド大学生物エネルギー学研究所のチーフディレクターで、同大学のコンピューター生命科学センターのアシスタントディレクターでもあるDr. Karen Newellがサバティカル休暇で1週間Neuroimmunology Unitに出入りすることになり、今朝のラボミーティングに参加してくれました。彼女は20年前にMNIでポスドクをしていたこともあり、時々訪問するようです。彼女は細胞のエネルギー利用と細胞死メカニズムに対する造詣が深く、免疫調整因子としてのB細胞の役割に興味があるようです。ラボでB細胞の研究をしているのは私と、大学院生(master)と、新しく加わったポスドクの3人ですが、それぞれが研究テーマのプレゼンをして内容をディスカッションしました。
B細胞は他のリンパ球と異なり、その分化過程において多様な働きをします。今注目しているのはCD27陰性のナイーブB細胞サブセットですが、一部で強力な調節性細胞としての役割を持つことがわかりました。このサブセットはFas分子を発現せず、アポトーシスに抵抗を示すことも分かっています。抗原非依存性に活動する調節性B細胞は自己免疫疾患の治療に結びつく重要なサブセットと考えられます。また、B細胞は様々なTLRを発現しており、多くのTLRリガンドに反応して増殖活性を示し、それぞれ異なったサイトカインを分泌します。このような活性化が他の免疫細胞にどのように影響を与えるのかは全く分かっていません。TLR9刺激などでは抗体産生も促されることから自己免疫疾患においても重要な役割を担っている可能性があります。さらに、B細胞は活性化して形質細胞に分化するとCD20陰性となり、CD138が陽性となりますが、CD138はSyndecan1とも呼ばれ、I型細胞膜貫通糖蛋白で、ヘパラン硫酸(Heparan sulfate:HS)を含む膜型Proteoglycan(HSPG)です。この分子が他の細胞に対して影響を与えている可能性についても現在解析を進めています。
B細胞は他のリンパ球と異なり、その分化過程において多様な働きをします。今注目しているのはCD27陰性のナイーブB細胞サブセットですが、一部で強力な調節性細胞としての役割を持つことがわかりました。このサブセットはFas分子を発現せず、アポトーシスに抵抗を示すことも分かっています。抗原非依存性に活動する調節性B細胞は自己免疫疾患の治療に結びつく重要なサブセットと考えられます。また、B細胞は様々なTLRを発現しており、多くのTLRリガンドに反応して増殖活性を示し、それぞれ異なったサイトカインを分泌します。このような活性化が他の免疫細胞にどのように影響を与えるのかは全く分かっていません。TLR9刺激などでは抗体産生も促されることから自己免疫疾患においても重要な役割を担っている可能性があります。さらに、B細胞は活性化して形質細胞に分化するとCD20陰性となり、CD138が陽性となりますが、CD138はSyndecan1とも呼ばれ、I型細胞膜貫通糖蛋白で、ヘパラン硫酸(Heparan sulfate:HS)を含む膜型Proteoglycan(HSPG)です。この分子が他の細胞に対して影響を与えている可能性についても現在解析を進めています。
2007年6月14日木曜日
NEUROLOGY
今日は、AANの公式ジャーナルのNEUROLOGY(通称The Green Journal)の新しいChief EditorのJohn H. NoseworthyによるNEUROLOGYの編集にまつわる講演を聴講しました。
現在NEUROLOGYは週刊で発行され、毎週7~9編のfull-length論文が記載されています。発行部数は約2万部だそうで、臨床神経学の分野では圧倒的な購読層を持ち、広告主にとっては非常に魅力的な雑誌となっています。PERQ scoreという雑誌広告に関する統計によると、どの神経学関係の雑誌より読者数は4倍以上多いそうです。
論文採択率は20~25%で、毎週40編を超える論文の投稿があるそうです。このうちの30%はEditorの判断でReviewerに回らずに72時間以内に筆者に返却され、残りは原則4人のreviewerに回されて12日以内に査読されます。こうして、最初の投稿から1回目の判断までの平均日数が20日に短縮されたそうです。ちなみに、投稿してからpublishされるまでの平均は現在約20週だそうです。
アメリカ以外の国からの投稿では、イタリア、ドイツ、日本、イギリス、オランダがTOP 5だそうですが、日本からの投稿が多い割りに日本人の論文をあまり見かけないのは日本人による論文の採択率が悪いからに他なりません。 日本神経学会でこのあたりの改善策を検討してもいいのではないでしょうか。
また、この雑誌のインパクトファクターは2005JCRで5.065と常に同じ分野のAnnals of NeurologyやBrainより低いですが、これはNEUROLOGYが動物を用いた研究や方法・技術に関する研究を採択せず、引用されにくい臨床研究の採択にこだわっているからだそうです。
最近はオンラインでの参照が増し、全く印刷物には目を通さない人も増えています。NEUROLOGYはAANの会員には毎週必ず届けられますが、当然、印刷を止めて環境保護に貢献することも学会として考えなくてはならないのでは、という意見も出ているようです。現時点では印刷物を読んでいる学会員も多数存在し、しかも学会収入の3割以上が雑誌の広告料だそうで、すぐに印刷をやめるわけにはいかないようです。
現在NEUROLOGYは週刊で発行され、毎週7~9編のfull-length論文が記載されています。発行部数は約2万部だそうで、臨床神経学の分野では圧倒的な購読層を持ち、広告主にとっては非常に魅力的な雑誌となっています。PERQ scoreという雑誌広告に関する統計によると、どの神経学関係の雑誌より読者数は4倍以上多いそうです。
論文採択率は20~25%で、毎週40編を超える論文の投稿があるそうです。このうちの30%はEditorの判断でReviewerに回らずに72時間以内に筆者に返却され、残りは原則4人のreviewerに回されて12日以内に査読されます。こうして、最初の投稿から1回目の判断までの平均日数が20日に短縮されたそうです。ちなみに、投稿してからpublishされるまでの平均は現在約20週だそうです。
アメリカ以外の国からの投稿では、イタリア、ドイツ、日本、イギリス、オランダがTOP 5だそうですが、日本からの投稿が多い割りに日本人の論文をあまり見かけないのは日本人による論文の採択率が悪いからに他なりません。 日本神経学会でこのあたりの改善策を検討してもいいのではないでしょうか。
また、この雑誌のインパクトファクターは2005JCRで5.065と常に同じ分野のAnnals of NeurologyやBrainより低いですが、これはNEUROLOGYが動物を用いた研究や方法・技術に関する研究を採択せず、引用されにくい臨床研究の採択にこだわっているからだそうです。
最近はオンラインでの参照が増し、全く印刷物には目を通さない人も増えています。NEUROLOGYはAANの会員には毎週必ず届けられますが、当然、印刷を止めて環境保護に貢献することも学会として考えなくてはならないのでは、という意見も出ているようです。現時点では印刷物を読んでいる学会員も多数存在し、しかも学会収入の3割以上が雑誌の広告料だそうで、すぐに印刷をやめるわけにはいかないようです。
2007年5月1日火曜日
AAN
AANは29日から始まっていますが、今日からポスターと口演による一般演題が始まりました。
ポスターセッションは1日2または3セッションあり、最初のセッションは朝7時からで、演者は7時から8時半までポスターの前で質疑応答をする義務があります。
印象に残った発表は、スイスのDr.von Budingenのポスターで、MS髄液中の形質細胞を単離し、RT-PCRを用いてIgG領域のクローニングし、そこからreconminant IgGを4例のMS患者から7種類作成していました。免疫染色でその抗体活性を調べたところ、5種類がミエリンに反応し、2種類がアストロサイトに反応していました。具体的な抗原はわかりませんが、MSの髄液中に脳由来の抗原に反応するB細胞活動が証明されたことになります。また、スペインのDr. Villarは、脂質抗原を用いてMS髄液中のIgMオリゴクローナルバンドの有無を調べていました。陽性の患者中の髄液ではCD19陽性細胞の有意な増加が認められていました。このことは、MSの一群において、脂質に反応するB細胞が中枢に存在することを示唆しています。
10時からは地下鉄に乗ってNew England Aquariumに行ってきました。グリーンラインからブルーラインに乗り換えて30分くらいで到着しました。ボストンの地下鉄は片道一律$2で、11歳以下は無料です。
水族館は建物の中心に円柱状の水槽があり、中で鮫、海亀、縞鯵、エイなどが悠々と泳いでおり、螺旋状になった通路を歩きながら見学します。円柱状の水槽を囲むように周辺にテーマ毎に小さな水槽が配置されかなりの種類の魚介類を観ることができます。1階はほとんどすべてペンギンで、3種類のペンギンを間近に観ることができます。建物の外にはアシカなどの水槽もあり、餌付けやトレーニングの見学が出来ます。これと言った目玉はありませんが、あちこちでマイクを持って説明する職員を見かけ、子供たちに知識を伝える努力が印象的でした。
2007年4月30日月曜日
ボストン
American Acedemy of Neurology(AAN)に参加するため家族でボストンに来ました。モントリオール空港まで車で行き、EconoParcという1泊$9の駐車場に停めました。ターミナルまではシャトルバスが連れていってくれます。
飛行機はAir Canada系列のAir Canada Jazzというローカル会社でフライトアテンダントは愛想のいいお兄さん一人だけでした。約45分のフライトで大きな揺れもなくボストンに到着。到着時は冷たい雨が降っていました。 ボストンで荷物を受け取って出口を出るとすぐにタクシー乗り場があって、そのままタクシーで宿泊先のSherton Boston Hotelに直行しました。タクシー代は$23.9で、トンネル通行料が$6.5、チップと合わせて$35払いました。モントリオールと比べると道路状況が格段によく整備されていてタクシーも大きかったせいか、とても快適でした。タクシーに乗っている間に雨もあがり、チェックインして部屋に入った頃にはすっかり晴れていました。
今日は、子供たちも疲れた様子だったので、ホテルの部屋で過ごすことにして、一人でホテルの2Fにある学会受付に行ってバッグと抄録集を受け取って来ました。AANは神経関連の学会の中では最も盛大で、学会期間は8日間もあります。一般演題の数は1300を超え、教育プログラム(レクチャー)も200近くあります。MS関連だけでも300演題以上ありますが、採択率が40%以下と厳しく、他の学会と比べて演題の質が高いので毎日飽きることがありません。また、北米の神経内科関連のドクターは挙って参加いるため、いろんな人に会うことができます。私の共同研究の多くはこの学会がきっかけでした。

夕方に日本から来た先生たちと一緒にCopley PlaceにあるLegal Sea Foodsにロブスターを食べに行ってきました。はじめに出てきたクラムチャウダーはかなり美味しかったです。
ここは子供メニューもあって家族連れにも便利なレストランです。
2007年4月26日木曜日
Spring Fling 2007
MNIでは毎年この時期に職員によるSpring Flingと呼ばれるコンサートが開かれます。
会場は正面玄関から少し奥に入った場所にある講堂です。
11:45に開場となり、入り口ではピザとスナック、缶ジュースが用意され、200人くらいの観客(これもMNIの職員)の前で約1時間半、いろいろなパフォーマンスが繰り広げられます。
かなりご年配のドクターのピアノ演奏(恒例なようです)から始まり、本格的なジャズバンドやアカペラのコーラス、さらにはアフリカ民族音楽など、ジャンルはバラバラですが、音楽が好きな土地柄らしく、みんな陽気に楽しんでいるのが印象的でした。
夕方には同じ講堂でペンフィールド(MNI出身の高名な脳外科医)記念講演があり聴講しました。演者はMyelin Repair Foundationの創設者でMS患者でもあるScott Johnson という方で、経済界では名の知れた大物だそうです。財団創設に至る経緯やMS治療の発展に対する意気込みなどを話していたようですが、正直内容が難しくてあんまり良く理解できませんでした。
さらに、7時からはMNIをはじめとするモントリオールのMS専門家で作るMS Montrealという会の会合に出席しました。うちのラボのボスがMNIに赴任した際に大ボスから企画を任されて創設した会で、4つの製薬会社から年間400万円の協賛を得て成り立っています。年間約6回の会合で主にクラブやレストランの個室で外部から演者を招き、フルコースディナーを食べながら講演を聴くという会で、親睦が主な目的だそうです。今日はUniversity Clubとうレストランで20人ほどのMS専門家がモントリオール中から集まっていました。演者はハーバードのTimothy Vartanian助教授でTLRを専門にしています。ちょうどTLRの勉強を始めたところなので、とても勉強になりました。
会場は正面玄関から少し奥に入った場所にある講堂です。
11:45に開場となり、入り口ではピザとスナック、缶ジュースが用意され、200人くらいの観客(これもMNIの職員)の前で約1時間半、いろいろなパフォーマンスが繰り広げられます。
かなりご年配のドクターのピアノ演奏(恒例なようです)から始まり、本格的なジャズバンドやアカペラのコーラス、さらにはアフリカ民族音楽など、ジャンルはバラバラですが、音楽が好きな土地柄らしく、みんな陽気に楽しんでいるのが印象的でした。
夕方には同じ講堂でペンフィールド(MNI出身の高名な脳外科医)記念講演があり聴講しました。演者はMyelin Repair Foundationの創設者でMS患者でもあるScott Johnson という方で、経済界では名の知れた大物だそうです。財団創設に至る経緯やMS治療の発展に対する意気込みなどを話していたようですが、正直内容が難しくてあんまり良く理解できませんでした。
さらに、7時からはMNIをはじめとするモントリオールのMS専門家で作るMS Montrealという会の会合に出席しました。うちのラボのボスがMNIに赴任した際に大ボスから企画を任されて創設した会で、4つの製薬会社から年間400万円の協賛を得て成り立っています。年間約6回の会合で主にクラブやレストランの個室で外部から演者を招き、フルコースディナーを食べながら講演を聴くという会で、親睦が主な目的だそうです。今日はUniversity Clubとうレストランで20人ほどのMS専門家がモントリオール中から集まっていました。演者はハーバードのTimothy Vartanian助教授でTLRを専門にしています。ちょうどTLRの勉強を始めたところなので、とても勉強になりました。
2007年4月3日火曜日
ミーティング
毎週火曜日の朝9時から所属するラボの研究ミーティングが行われており、今日はそのミーティングに参加してきました。
現在ラボでのメインテーマはMSの病態に関わるリンパ球(主にB細胞)の解析で、その解析方法はFACS、ELISA、マイクロビーズ、RT-PCRなどが主体です。最近は臨床検体を用いての自己抗体の解析などもはじめているようです。
今日のミーティングはマスター学生の1人によるメモリーB細胞におけるTLR刺激によるサイトカイン産生をみた実験の報告がメインでした。TLR刺激後のNF-KBの活性などはまだ見てないようですが、おもしろい結果が出てたようです。
最後に、拙い英語で自己紹介をしましたが、歓迎してくれているのが伝わり、嬉しかったです。
現在ラボでのメインテーマはMSの病態に関わるリンパ球(主にB細胞)の解析で、その解析方法はFACS、ELISA、マイクロビーズ、RT-PCRなどが主体です。最近は臨床検体を用いての自己抗体の解析などもはじめているようです。
今日のミーティングはマスター学生の1人によるメモリーB細胞におけるTLR刺激によるサイトカイン産生をみた実験の報告がメインでした。TLR刺激後のNF-KBの活性などはまだ見てないようですが、おもしろい結果が出てたようです。
最後に、拙い英語で自己紹介をしましたが、歓迎してくれているのが伝わり、嬉しかったです。
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