円に対するカナダドル相場が一段と上昇しています。
現在1カナダドル=約116円。
日本を出る時は1カナダドル=約98円でしたから3ヶ月で18%も上昇しています。
3月に$100の買い物をしたら9800円だったのに、今は11600円です。来た当初は日本から持参したクレジットカードで買い物をしていましたが、現在は現地銀行のキャッシュカードで買い物をしています。
銀行の残金がなくならないうちに円安が止まって少しは円高に傾いてくれないと大変です。
2007年6月17日日曜日
PARC SAFARI
Hwy.15Sを60kmほど南下し、ニューヨークとの境近くにあるサファリパークに行ってきました。冬期は閉鎖中でしたが、5月下旬からオープンし、プールがオープンする6月22日までは特別料金で入場できたので、少し天気が悪かったですが9時半に家を出ました。Hwy.15Sの6番出口から6kmほどの場所にあり、家から1時間弱で到着しました。
今日は特別料金で1人$20均一でしたが、6月22日からは大人$35、子供$20だそうです。家族割引があって、大人2人、子供2人の場合は$86になるようです。
園には、自家用車に乗ったまま動物を見て回るSAFARI AVENTUREの他に、熊、白狼、猿、虎、ライオンなどを間近に見れる遊歩道、観覧車や空中ブランコなどがある遊園地、小さい子供用の遊具、大きなプールなどがあり、1日中遊べました。夏場は広場の真ん中にある舞台で何かショーもあるようです。サファリと遊園地の入り口の間にはピクニックが出来る広場があり、いくつものテーブルベンチが置いてあってお弁当を食べることができます。
サファリにいる動物は、アフリカ象、シマウマ、キリン、サイ、アダックス、バイソン、バッファロー、シカ、らくだ、ヌー、ラマ、ダチョウなどで、車からえさをあげることが出来ます。園でえさを売っているようでしたが、みんなニンジンを自宅から持ってきて食べさせていました。
2007年6月14日木曜日
NEUROLOGY
今日は、AANの公式ジャーナルのNEUROLOGY(通称The Green Journal)の新しいChief EditorのJohn H. NoseworthyによるNEUROLOGYの編集にまつわる講演を聴講しました。
現在NEUROLOGYは週刊で発行され、毎週7~9編のfull-length論文が記載されています。発行部数は約2万部だそうで、臨床神経学の分野では圧倒的な購読層を持ち、広告主にとっては非常に魅力的な雑誌となっています。PERQ scoreという雑誌広告に関する統計によると、どの神経学関係の雑誌より読者数は4倍以上多いそうです。
論文採択率は20~25%で、毎週40編を超える論文の投稿があるそうです。このうちの30%はEditorの判断でReviewerに回らずに72時間以内に筆者に返却され、残りは原則4人のreviewerに回されて12日以内に査読されます。こうして、最初の投稿から1回目の判断までの平均日数が20日に短縮されたそうです。ちなみに、投稿してからpublishされるまでの平均は現在約20週だそうです。
アメリカ以外の国からの投稿では、イタリア、ドイツ、日本、イギリス、オランダがTOP 5だそうですが、日本からの投稿が多い割りに日本人の論文をあまり見かけないのは日本人による論文の採択率が悪いからに他なりません。 日本神経学会でこのあたりの改善策を検討してもいいのではないでしょうか。
また、この雑誌のインパクトファクターは2005JCRで5.065と常に同じ分野のAnnals of NeurologyやBrainより低いですが、これはNEUROLOGYが動物を用いた研究や方法・技術に関する研究を採択せず、引用されにくい臨床研究の採択にこだわっているからだそうです。
最近はオンラインでの参照が増し、全く印刷物には目を通さない人も増えています。NEUROLOGYはAANの会員には毎週必ず届けられますが、当然、印刷を止めて環境保護に貢献することも学会として考えなくてはならないのでは、という意見も出ているようです。現時点では印刷物を読んでいる学会員も多数存在し、しかも学会収入の3割以上が雑誌の広告料だそうで、すぐに印刷をやめるわけにはいかないようです。
現在NEUROLOGYは週刊で発行され、毎週7~9編のfull-length論文が記載されています。発行部数は約2万部だそうで、臨床神経学の分野では圧倒的な購読層を持ち、広告主にとっては非常に魅力的な雑誌となっています。PERQ scoreという雑誌広告に関する統計によると、どの神経学関係の雑誌より読者数は4倍以上多いそうです。
論文採択率は20~25%で、毎週40編を超える論文の投稿があるそうです。このうちの30%はEditorの判断でReviewerに回らずに72時間以内に筆者に返却され、残りは原則4人のreviewerに回されて12日以内に査読されます。こうして、最初の投稿から1回目の判断までの平均日数が20日に短縮されたそうです。ちなみに、投稿してからpublishされるまでの平均は現在約20週だそうです。
アメリカ以外の国からの投稿では、イタリア、ドイツ、日本、イギリス、オランダがTOP 5だそうですが、日本からの投稿が多い割りに日本人の論文をあまり見かけないのは日本人による論文の採択率が悪いからに他なりません。 日本神経学会でこのあたりの改善策を検討してもいいのではないでしょうか。
また、この雑誌のインパクトファクターは2005JCRで5.065と常に同じ分野のAnnals of NeurologyやBrainより低いですが、これはNEUROLOGYが動物を用いた研究や方法・技術に関する研究を採択せず、引用されにくい臨床研究の採択にこだわっているからだそうです。
最近はオンラインでの参照が増し、全く印刷物には目を通さない人も増えています。NEUROLOGYはAANの会員には毎週必ず届けられますが、当然、印刷を止めて環境保護に貢献することも学会として考えなくてはならないのでは、という意見も出ているようです。現時点では印刷物を読んでいる学会員も多数存在し、しかも学会収入の3割以上が雑誌の広告料だそうで、すぐに印刷をやめるわけにはいかないようです。
2007年6月10日日曜日
F1グランプリ決勝
F1のカナダグランプリ決勝を観にジル・ビルヌーブサーキットに行ってきました。
一般入場券での入場だったので、コース脇から猛烈なスピードと轟音で通り過ぎるマシンを眺めるだけでしたが、迫力は十分に伝わりました。
スーパーアグリの佐藤琢磨 優勝したマクラーレンのハミルトン
一般入場券での入場だったので、コース脇から猛烈なスピードと轟音で通り過ぎるマシンを眺めるだけでしたが、迫力は十分に伝わりました。
途中、大クラッシュなどでセーフティーカーが何度か入る波乱のレースだったようですが、観戦中は全くレース状況は分からず、帰ってから佐藤琢磨が6位入賞したことを知りました。ホンダのバトンはギアボックスのトラブルでスタートが出来なかったようです。
また、今日はハミルトンが黒人レーサーとしてF1史上初めて表彰台の中央に立つという歴史的なレースにもなりました。
スーパーアグリの佐藤琢磨 優勝したマクラーレンのハミルトン
2007年6月9日土曜日
2007年6月8日金曜日
無料電話
日本とカナダなど海外と国際電話をする場合、いくつか無料で出来るサービスがあります。
うちでも利用しているのが、Skypeです。パソコン同士で繋ぐ必要があるので、それぞれのパソコンにマイクとスピーカーやイヤホンの設置が必要ですが、音質も良く、webカメラをつければ簡単にテレビ電話ができます。Skypeから固定電話や携帯電話に直接電話(skype out)をすることもできて、日本にかけた場合、3¢/分(固定電話)あるいは18¢/分(携帯電話)の料金がかかります。料金の支払いには、事前にクレジットを購入する必要があります。
JAJAHというサービスは電話機同士で会話できる無料サービスです。パソコンで自分の電話番号と相手の電話番号を登録してクリックすると、お互いの電話が鳴って繋がります。登録者同士であれば、月150分までは無料で電話可能です。
しかも、カナダの携帯電話であれば、携帯電話のインターネット機能からウェッブサイトにアクセスしてお互いの電話を鳴らすことが出来ます。ただし、この場合、日本にかけると登録していても14¢/分くらいの料金がかかります。料金の支払いにはやはり事前にクレジットを購入しておく必要があります。
うちの固定電話はケーブル電話ですが、日本の固定電話への国際電話は10¢/分で、携帯電話への国際電話でも39¢/分ですみます。市内通話は無料です。 うちの場合、日本宛のFAXの送信に1回10~20¢かかる以外はほとんど無料ですませることができます。ちなみに先月の電話料金は基本料金が$16.95で通話料金が$2.54でした。
日本のIP電話でも同じくらいの料金で国際電話がかけられるようですので、帰ったらIP電話に切り替える予定です。いずれにせよ、日本にいるときより電話代が圧倒的に安いので助かります。
うちでも利用しているのが、Skypeです。パソコン同士で繋ぐ必要があるので、それぞれのパソコンにマイクとスピーカーやイヤホンの設置が必要ですが、音質も良く、webカメラをつければ簡単にテレビ電話ができます。Skypeから固定電話や携帯電話に直接電話(skype out)をすることもできて、日本にかけた場合、3¢/分(固定電話)あるいは18¢/分(携帯電話)の料金がかかります。料金の支払いには、事前にクレジットを購入する必要があります。
JAJAHというサービスは電話機同士で会話できる無料サービスです。パソコンで自分の電話番号と相手の電話番号を登録してクリックすると、お互いの電話が鳴って繋がります。登録者同士であれば、月150分までは無料で電話可能です。
しかも、カナダの携帯電話であれば、携帯電話のインターネット機能からウェッブサイトにアクセスしてお互いの電話を鳴らすことが出来ます。ただし、この場合、日本にかけると登録していても14¢/分くらいの料金がかかります。料金の支払いにはやはり事前にクレジットを購入しておく必要があります。
うちの固定電話はケーブル電話ですが、日本の固定電話への国際電話は10¢/分で、携帯電話への国際電話でも39¢/分ですみます。市内通話は無料です。 うちの場合、日本宛のFAXの送信に1回10~20¢かかる以外はほとんど無料ですませることができます。ちなみに先月の電話料金は基本料金が$16.95で通話料金が$2.54でした。
日本のIP電話でも同じくらいの料金で国際電話がかけられるようですので、帰ったらIP電話に切り替える予定です。いずれにせよ、日本にいるときより電話代が圧倒的に安いので助かります。
2007年6月7日木曜日
2007年6月4日月曜日
ポスドク
今日から新しいポスドクが加わりました。先月ドクターを取得したばかりのレバノン人の女性です。
これでポスドクはモロッコ人と併せて2人になりました。あとは、大学院学生が2人、テクニシャンが1人、秘書1人と私とボスの計8人がラボの構成員です。ボスは別の組織のディレクターも務めており、そちらにはアソシエイトディレクターが1人とリサーチアシスタントが3人、テクニシャンが1人います。また、関連するラボにポスドク2人とリサーチアシスタントが1人出向(?)しており、ラボのミーティングにはこの15人程度が集まります。
新しいポスドクの席がないとのことで、ボスが私用に机を別室に用意してくれるようです。いまの席はラボの中にあり、いろいろと便利で居心地がいいので残念ではあるのですが、落ち着いてデスクワークが出来るのはありがたいことです。
これでポスドクはモロッコ人と併せて2人になりました。あとは、大学院学生が2人、テクニシャンが1人、秘書1人と私とボスの計8人がラボの構成員です。ボスは別の組織のディレクターも務めており、そちらにはアソシエイトディレクターが1人とリサーチアシスタントが3人、テクニシャンが1人います。また、関連するラボにポスドク2人とリサーチアシスタントが1人出向(?)しており、ラボのミーティングにはこの15人程度が集まります。
新しいポスドクの席がないとのことで、ボスが私用に机を別室に用意してくれるようです。いまの席はラボの中にあり、いろいろと便利で居心地がいいので残念ではあるのですが、落ち着いてデスクワークが出来るのはありがたいことです。
2007年6月3日日曜日
Ecomuseum
今日はSte-Anne-De-Bellevueという場所にあるEcomuseumに行ってきました。モントリオールから高速道路(Hwy40E)で西に向かって20分くらいで、41番出口でSt. Marie Rd.方面に出ます。St. Marie Rd.を西方向に1kmくらい進むと、Ecomuseumの看板が出てくるので右折し、細い道を100mくらい進むと駐車場が見えてきます。
入場料は大人$8で、子供$3、4歳以下は無料だそうです。
ここは、いわゆる動物園で、ケベックに生息する動物が飼育されており、自然に近い状態で観察できます。主な動物は、ウサギ、アライグマ、クマ、シカ、キツネ、ハリネズミ、カワウソ、カリブー、それとワシ、フクロウ、カモ、アオカケス、キツツキなどの鳥類。室内にはバスなどの淡水魚や亀、ヘビ、カエルなどの爬虫類、ネズミやムササビなどの小動物も展示されています。一回りするのに1時間半ほどかかりました。
センター内には小さなお土産ショップと、自販機がおいてある休憩所があるだけで、レストランはありません。近所にも食べるところは一切ないので、午後ゆっくり出かけるのがいいかもしれません。
入場料は大人$8で、子供$3、4歳以下は無料だそうです。
ここは、いわゆる動物園で、ケベックに生息する動物が飼育されており、自然に近い状態で観察できます。主な動物は、ウサギ、アライグマ、クマ、シカ、キツネ、ハリネズミ、カワウソ、カリブー、それとワシ、フクロウ、カモ、アオカケス、キツツキなどの鳥類。室内にはバスなどの淡水魚や亀、ヘビ、カエルなどの爬虫類、ネズミやムササビなどの小動物も展示されています。一回りするのに1時間半ほどかかりました。
センター内には小さなお土産ショップと、自販機がおいてある休憩所があるだけで、レストランはありません。近所にも食べるところは一切ないので、午後ゆっくり出かけるのがいいかもしれません。
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