2008年3月31日月曜日

帰国

ちょうど1年間の留学を終え、日本に帰国することになりました。

アパートは4月からの1年契約だったので、サブリーズする必要がなく、代わりの住人を捜す必要なかったのでよかったです。大きなベッドを2つと、ダイニングセットを処分することができなかったのでこれらの廃棄を合計$75でマネージメントに依頼しました。タダでももらってくれる人がいればよかったのですが、あまりにも古くてもらい手が見つかりませんでした。

引越荷物は段ボールに5箱で収まり、日通で船便にて3月25日にお願いしました。1箱$150で、箱代が1個$5です。約50日後に日本のアパートに配達予定です。

ビデオトロンによる電話、テレビ、インターネット、携帯電話の契約が、4月初旬から1年間の継続を条件にした割引を適用していたため、帰国時に解約すると$480のペナルティーが発生することがわかり、少し焦りましたが、なんとか交渉して4月上旬の1年経過後に自動的に契約を解除してもらい、事前にレンタルのモデムだけ返すことにしました。本来は、解約しないとモデムの返却が出来ないことになっているらしいのですが、返却先のレンタルビデオ店の店員さんも説得し、手書きの伝票で対応してもらいました。

電気料金(Hydro Westmount)は2ヶ月毎に使用分の請求が届くので3月分の電気代は4月以降に請求が来てしまい、帰国後に支払うことが難しくなります。アパートを出る日に電気会社に電話をし、すぐにメーターを読んでもらって請求額を確認し、銀行の口座を解約する前にオンラインバンキングで料金を支払いました。
銀行は帰国前日に支店に出向き、その場で口座解約と、残金のBank Draft(日本円)を作ってもらいました。事前の予約とかは全く必要ありません。VISAも同時に解約できました。Bank Draftの手数料は約$7です。この時期に円に替えるのはもったいないのですが、日本で両替するよりレート(1円=$0.01050CAN)はよかったと思います。

モントリオールの最後の2泊はPEEL駅の近くのHotel Cantlieというホテルに泊まりました。Expedia.caで1泊$87でしたが、とても綺麗で快適でした。小さいながらもキッチンがついており、冷蔵庫、電子レンジなどがあり、食器も揃っていてとても便利でした。

1年間の夢のようなモントリオール生活が終了しました。
多くの人達のお世話になりました。この場を借りて御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。

2008年3月16日日曜日

シュガーシャック

補習校のお友達とSaint-EustacheにあるLalandeというシュガーシャックに行って伝統的なCabane à sucre料理を頂いてきました。
まず、手作りのパンが出てきた後、カレー風味の豆スープが各人に配られ、その後、メープルシロップに漬けられたソーセージ、ハムとオムレツ、煮豆、豚の背脂の塩漬けの唐揚げ(oreilles de crisse)、芋のフライが大皿に載って運ばれてきます。最後はデザートをパンケーキ、シュガーパイ、シロップ漬けの暖かプディンのどれかを選らんでコーヒーか紅茶と一緒に頂きます。
昼食としていただきましたが、少し豪勢な朝食という感じのメニューです。
料理はどれも美味しく、予想してたほど甘さもさほど感じませんでした。

食堂の外にあるシュガーシャックでは煮詰めた熱いシロップを雪の上に垂らし、木のスティックに絡めて食べるmaple taffyを味わえますし、大きな鍋の中で煮だってるメープルシロップを見ることもできます。また、少し離れたサトウカエデの林では伝統的なバケツを使っての樹液の採取をデモしています。流れ出る樹液は糖分が2~2.5%しかないので大して甘くなく、糖分66%以上になるまで煮込んで濃縮し、色が薄いほど高級なんだそうです。

帰りにSaint-Joseph-du-LacにあるLes Vergers Lafranceというリンゴ農園に寄って、アイスシードルとリンゴワインの試飲をさせてもらいました。
 

2008年3月9日日曜日

積雪記録

モントリオールはこの冬9度目のスノーストームに見舞われ、金曜日から降り続いた雪は30cmの積雪を記録しました。これで、今シーズンの累積積雪量は347cmとなり、1970-1971年のシーズンに記録した383cmの観測史上記録に次ぐ記録的な積雪量となりました。例年3月中~下旬にスノーストームが到来しやすく、去年も4月に入ってから15cmの積雪があったことなどから、新記録更新が期待されています。
今日は日曜日ということもあって除雪作業は全くはかどっておらず、道路の両脇に積み上げられた雪のために歩道を歩くことが出来ません。月曜日からの除雪作業を効率よく行うため、市では自家用車の使用を控えるように呼びかけています。
今日の未明からサマータイムに変更になり、月曜からは春休みが明けて学校が始まりますが、まだまだ春は遠いようです。

2008年3月8日土曜日

ニューヨーク

子供達の春休みを利用して、3泊4日でNYに行ってきました。モントリオールからラ・ガーディア空港まで約1時間のフライトでしたが、低気圧による悪天候のため、帰りの便は約1時間出発が遅れました。エアカナダの便で座席毎にテレビがあって映画等が楽しめたのですが、30分ほどしか観る時間はありませんでした。しかも行きの便で観ていたBrave Oneが帰りの便になく、他の映画を選んでいるうちに着陸態勢に入ってしまいました。
子供達にとっては初めてのNYでしたが、とても楽しんでいたようです。一番楽しかったのはアメリカ自然史博物館のようで、行く前に映画「ナイトミュージアム」を観ていたため、本物の「ダムダム」に会えて喜んでいました。
自由の女神では、台座に入る所でのセキュリティチェックに時間がかかり、ゆっくり中の展示を見ることは出来ませんでしたが、展望台からのマンハッタンの眺めはとてもよかったです。
ミュージカルは「リトルマーメイド」を観てきました。セット、衣装、歌唱力、どれも一流を感じさせるミュージカルであっという間の2時間半でした。子供達も身を乗り出して最後まで飽きることなく鑑賞してました。
シーズン外れのためか、エンパイアステートビルディングにも、トップオブザロックにも全く並ぶことなく登る事ができ、幸い天気もよくてNYの景色をゆっくり堪能しました。特にトップオブザロックからの夜景は素晴らしく、ライトアップされたエンパイアステートビルはとてもきれいでした。
今回のホテルは57th Streetの6th Ave. と7th Ave.の間にあるSalisburyホテルで、冬期割引で1泊$170でした。地下鉄の駅がすぐそばにあり、ロックフェラーセンターやタイムワーナーセンターに歩いていけてとても便利でした。
 

2008年3月2日日曜日

Parc King George

Westmountの高級住宅街の真ん中にあるKing George公園に行ってそり遊びをしてきました。公園はWestmountの丘陵地帯にあって、大部分がなだらかな坂になっており、木や遊具なども少なくて、そり遊びにはもってこいの公園です。
今朝の気温は-10℃くらいでしたが、子供達は汗をかきながら遊んでいました。
丘の上からのダウンタウンの眺めがとても気持ちよかったです。

2008年2月20日水曜日

Field trip

今日は下の娘が学校のfield tripでMaison Theatreに行って、Garde robeという演劇を観てきたようです。劇はフランス語ですが、とても面白かったようで喜んで帰ってきました。楽器やグラスなどを用いて四季の音を表現したパフォーマンスが楽しかったらしいです。
ここの劇場は2歳~17歳の子供を対象にしたプログラムのみが上演されており、背の低い子供がどの座席に座ってもステージが見やすいように設計されています。サイトによると現在公開中のGarde robeの対象は3~7歳となっています。

2008年2月11日月曜日

産学連携

MNIでは年に1回、ノーベル賞受賞者などのVIPを招いてWilder Penfield Lectureという講演会を開いていますが、今年はカナダ産業大臣のプレンティス大臣による産学連携、特に科学技術政策とMNIの役割、に関する講演でした。プレンティス大臣は弁護士で、彼の父親はNHLの選手だったそうですが、とても聡明な印象を受けました。 今年、MNIはカナダの他の6施設とともに3年間で1500万ドルの特別予算の配分を政府から得たので、その記念講演という意味もあるようです。
MNIの他では、IT産業のウォータールー大学、ナノテクノロジーのアルバータ大学など、特定の分野で著しい発展が期待されるセンターに予算が配分されたようですが、今後もその傾向は顕著になっていくようです。マギル大学は医学を中心とする自然科学が得意分野ですが、カナダ政府のマギル大学に対するこの分野での発展の期待の大きさが良く分かりました。
さらに、カナダの科学技術を発展させる方法として、優秀な人材を海外から呼び寄せ、彼らをカナダに居着かせることが重要だと強調していたのがとても印象的でした。世界中の若い優秀な科学者がカナダでの研究生活に魅力を感じるように、COEをさらに発展させる必要があるとのことでした。
知的財産や特許に関する質問がありましたが、前述のウォタールー大学では特許権などの知的財産は研究者個人に帰属していることが多いようで、それに魅力を感じる優秀な人材が集まっているそうです。

2008年2月10日日曜日

Carnaval de Québec

週末に1泊してケベックのWinter Carnivalを観に行ってきました。
Winter Carnivalは今年で54回目だそうですが、今年はケベック市政400周年なので祭り会場や街のあちこちに400年を祝う飾りを見ることができました。日曜日は雪が舞っていましたが、気温は両日とも-2℃前後と穏やかで、歩いていても寒さをあまり感じなかったのでよかったです。
戦場公園に作られた主会場のPlace Desjardinsでは国際雪像コンテストが開かれているほか、氷でできた大きな滑り台やスノーラフティングなどのアトラクションがあり子供たちは喜んで遊んでいました。会場内にインドアBBQやsugar shackなどが楽しめる場所もあるようでしたが、全体的に大人よりも小さい子供が楽しめるお祭りでとても良かったです。
凍ったセントローレンス川ではカヌーレースをしていて、5人が足でカヌーを漕いで氷の合間を進んでいました。
 

2008年2月3日日曜日

アイスホッケー

今日はベルセンターにNHLの試合を観に行ってきました。Montreal Canadiensの今日の相手はNY Rangersです。
幸先よく第一ピリオドに3点を先制したものの、後半5点を立て続けにとられて逆転負けしてしまいました。
Canadiensのニックネームは "Habs" で、試合中も "Go Habs Go" と合唱して応援します。CanadiensとはFrench-Canadianを意味しますが、大昔にマジソンスクエアガーデンのオーナーがCanadiensのロゴの中にあるHの文字はhabitans(当時のケベックの農民をこう呼んだ)のHだと偽りを教わったためにLes Habitantsというニックネームがついて定着したらしいです。現在は略してHabsと呼ばれています。ちなみに、ロゴの中にあるHはClub de Hockey CanadienのHを表します。

2008年2月2日土曜日

グラウンドホッグデー

娘が学校から聞いてきた話によると、今日2月2日はグラウンドホッグデーという日だそうです。 グラウンドホッグとは、別名でウッドチャックともいい、学名はmarmota monaxでマーモット属(リス科)の一種です。
冬の間冬眠していたグラウンドホッグは2月2日頃に一度冬眠から覚め、外に出て自分の影を見つけると再び塒に戻り、あと6週間の冬を予言すると信じられています。カトリックの暦では,2月2日は「主の奉献日」と定められ、Candlemas Day(聖燭節)とも呼ばれますが、この日が晴天だと冬が2回訪れるという古いスコットランドの言い伝え(詩)に習ったものとされているようです。
グラウンドホッグデーはアメリカのペンシルベニア州で19世紀中ごろに行事化され、次第に全米に広がったようです。カナダでもそれぞれの地域に占いを行う有名なグラウンドホッグ(オンタリオ州のWiarton Willie が有名らしい)がいて、この日に占いをするそうですが、実際の的中率は40%弱で当たらないことの方がむしろ多いようです。
ウッドチャックと言えば、英語の有名な早口言葉にも出てきますが、日本人にはあまりなじみがないですね。
So how much wood could a woodchuck chuck if a woodchuck could chuck wood?

2008年1月20日日曜日

Mont Olympia

Mont Olympiaに補習校のお友達と一緒に行ってきました。今朝のモントリオールは晴天でしたが気温は―19℃でとても寒く、スキー場はさらに凍えるような寒さでしたが、午後には気温も―10℃くらいまで上昇し、丸一日スキーを満喫できました。
Mont OlympiaにはFamily Ticketがあって、週末の大人2人、子供2人のチケット代(1日券)が$98です。ゲレンデは大半(約70%)が初心者向けで、マジックカーペットの他、2人用のTバーリフトが2基あってうちの子供たちにはちょうどいい規模のスキー場でした。
他にクワッド2基、トリプル1基もあって、一部に上級者コースもあり、モーグル用のこぶ斜面も2つくらいありますが、標高差がないのでコースはとても短く、上級者にはちょっと物足りないスキー場かもしれません。
今度はもう少し暖かい日に来てみたいと思います。

2008年1月19日土曜日

ラーメン

Brossardにある日本食レストラン、鮨やすさんに行って、ラーメンを食べてきました。
醤油(Soya)、味噌(Soya bean)、豚骨(Pork stock)の3種類あって、いずれも$7.95です。麺(やや細めのストレート麺)は冷凍だそうですが、スープはお店で出汁を取っているとのことで、とても美味しかったです。
量がやや少なめではありましたが、久し振りの日本のラーメンに子供たちも大喜びで、一杯ずつ完食してしまいました。
ご主人によると、カレーもお勧めだそうで、今度行ったらぜひ食べてみようと思います。

2008年1月18日金曜日

MS day

モントリオール大学のPierre Duquette教授の主催で、レジデント対象のMS教育セミナーがモントリオール大学ノートルダム病院の講堂で開催されたので、特別に参加させてもらいました。モントリオール、オタワ、シャーブルック、ケベックの4都市から神経内科のレジデント約40人が集まり、朝10時から午後5時までMSの臨床について学びます。
特別講師はテキサス大のSouth Western Medical CenterのElliott Frohman教授で、MSの神経生理学、神経眼科学が専門です。Frohman教授はMSセンターのディレクターであり、実に4000人のMS患者を診療しています。
Frohman教授の講演は、これまで聴いたMSの臨床に関する講演の中でもずば抜けて素晴らしく、途中の1時間の昼食休憩を挟んで6時間があっという間に感じるほどでした。専門の眼球運動、網膜画像(OCT)での力のこもった講演にはただ関心するばかりでしたが、患者本位の治療の進め方、決してあきらめない治療へのこだわりはとても勉強になりました。業績はNature系などよりもGreen Journalが中心ですが、こういう先生に日本での講演を依頼するべきと思いました。ちなみに、4000人の患者のうち、なんとNMOが60人以上いるそうで、これは日本のどの施設より数が多いのではないかと思われます。そして、その多くはリツキサンで治療され、劇的な効果をもたらしているようです。
また、さらに関心したのは参加しているレジデントのレベルの高さで、Frohman教授の出す質問に全員が易々と答えている様子は信じがたいくらいでした。

2008年1月2日水曜日

オーランド

クリスマス休暇をオーランドで過ごしました。Travelocity.comで格安チケットを探し、一人あたり約$500でモーテル(Howard Johnson Maingate East)7泊分と往復航空券(デルタとノースウェスト)のパックを購入し、$210で1週間レンタカーを借りることができました。モーテルはディズニーワールドのメインゲートから3kmくらいの所にあって移動がとても楽でした。宿泊した棟の無線LANの調子が悪く、部屋でネットができなかったのは残念でしたが、安い割にはまずまず満足できるモーテルでした。
この年末のオーランドはとても蒸し暑く、連日最高気温は25度以上、湿度は90%以上で日中は真夏のようでした。
この時期、ディズニーワールドは1年で最も混雑するようで、エプコットにあるアトラクションの係員がこんな行列見たことがないと困惑していたのが印象的でした。
モントリオールに帰ると、この冬3度目の寒波が訪れ、今朝の気温は-16℃で30cmほどの積雪がありました。今日は日中でも-13℃で、オーランドとの差はなんと40℃です。ちなみに明日の朝は-24℃まで気温が下がるそうです。
 

2007年12月23日日曜日

サルティンバンコ

シルクドソレイユサルティンバンコがモントリオールで年末に凱旋公演を行っているので観てきました。前回のクーザはオールドポートの特設テントで開催されましたが、今回のサルティンバンコはダウンタウンのBell Centreでの開催です。
会場が大きかったからか、観客は6割くらいの入りでした。おかげで、購入した席がステージに近すぎて見えにくかったのですが、空いている席に移っていいよ、と言われたので特等席に移って鑑賞しました。
演目に合わせた音楽や歌が印象的で、恒例のピエロ役(Eddie)による観客を巻き込んでの愉快なパフォーマンスもとても楽しかったです。全身タイツのアクロバット、空中ブランコ、筋肉モリモリの双子による力技のアクロバット、ジャグリング、自転車アクロバットなどのオーソドックスな演目のほか、フラメンコを想像させるボレアドレス、鳶はしご登りを想像させるチャイニーズポール、巨大なブランコで空中に飛び出すロシアぶらんこ(写真)など、手に汗握る演目が続き、あっという間に2時間が過ぎました。

2007年12月16日日曜日

Snow Storm

この冬2度目の大きな寒波がやってきました。昨日の夜から降り出した雪は午前中ですでに10cm以上の積雪となり、明日までに30cm以上の積雪が見込まれています。雪が降る日は比較的暖かい日が多いのですが、今日は日中でも気温が-11℃で風が強く、まともに外を歩くことすら出来ませんでした。
こんな中、我が家の娘達は上下のスキーウェアに帽子、顔当て、スキーゴーグルの完全防備で公園に行き、雪の上で転がって遊んでいました。

2007年12月14日金曜日

Banff

Banff滞在中はずっと天気が良く、とても快適でした。
Conferenceでの講演や一般演題のレベルは高く、MS研究の最新情報が聞けたものの、内容を全部理解することはとても不可能で、勉強不足を痛感しました。
残念ながら、免疫に関してはMNI以外からの発表はほとんどありませんでしたが、いくつか興味深い報告がありました。ひとつは、Stanford大からのPPARdのノックアウトマウスでのEAEの報告で、PPARdノックアウトマウスでMOG誘導のEAEを発症させると寛解がなく、症状が持続することが示されました。PPARdのリガンドによるEAEの治療が過去に報告されていましたが、PPARgリガンドやPPARaリガンドほどの効果はなく、またPPARdリガンドでは活性化T細胞のIFNgやIL-17産生は影響されにくいと考えられていました。ところが、PPARdノックアウトマウスのリンパ球をin vitroで刺激したところ、ワイルドタイプと比較してCD4細胞からのIL-17やIFNgだけでなく、IL-10などのTh2サイトカインの産生が増加することが示されました。興味深いことにこのノックアウトマウスのB細胞を抗CD40抗体とBCR架橋で刺激したところ、IL-12とIL-6の産生がワイルドタイプよりも亢進していました。PPARdはIL-17を中心とする炎症反応を制御している可能性があり、MSなどの自己免疫疾患での関与も十分に考えられます。
また、MNIからデンマークに移ったOwensらのグループにより、IL-18 binding proteinのEAEに対する治療効果が発表されていました。IL-18はIFNgを誘導するサイトカインとして知られていますが、興味深いことにIFNgノックアウトマウスに誘導した高度のEAEに対しても十分な治療効果を示しました。治療によりEAEのCNSのIL-17発現は低下しており、IL-17抑制を介した治療効果と推定されました。
いずれも治療に結びつく可能性のある研究として注目すべき内容と思われました。

2007年12月11日火曜日

The Canadian endMS Resarch Conference

カナダMS協会が出資しているendMS Research and Training Networkの会合が12月10日から13日までバンフにあるスプリングスホテルで開催されています。このネットワークは、MSの発症を食い止める(end MS)のを共通の目的とした基礎研究者および臨床医の全国的な共同研究の推進を主旨に形成され、MS研究トレーニングを志す若手にとって最も魅力的なネットワークになることを目指しています。
参加人数は215人で、招待講演、口演、ポスター含めて129題の演題はすべてMSに関わる研究です。疫学・遺伝、免疫、分子生物、画像、治療、QOL、臨床症状などすべての分野で秀逸の研究があり、研究者もトロント、モントリオール、オタワ、カルガリー、バンクーバーなどから片寄りなく集まっています。ECTRIMSなどと異なり、ネットワーク形成が目的なので、競い合う雰囲気はなく、和気あいあいと、とても楽しい会合です。
午後は自由時間があり、すぐ近くのスキー場でスキーを楽しむことができました。

2007年12月5日水曜日

日系カナダ人

昨日、Statistics Canadaが2006年の移民統計を発表しました。それによると、家で主に日本語を使用するカナダ人の数は全国で2万人弱。モントリオールには560人の方がいらっしゃていて、イロカノ語に次いで38番目だそうです。うちらのような一時滞在者は含まれていないことを考えると、意外と多い気がしました。ちなみに、日本語を話す人の半数以上はバンクーバーのあるBC州に住んでいるようです。
また、英語、フランス語に次ぐ言語は中国語で、カナダの総人口3,124万人の約2.5%にあたる80万人の人が主に中国語を使用しています。モントリオールに限れば、中国語よりもスペイン語やアラビア語の方が多く、より多民族が集まっていることがうかがえます。うちの周りには韓国からの移民が多い気がしましたが、モントリオールでは約3千人弱で、さほど多くはないようです。

EBVとMS

ハーバードのneuro-epidemiologistのDr Alberto Ascherioが客員教授として招かれ、Neuroinflammation programのランチセミナーで講演されました。内容は、MSにおけるEBV(Epstein-Barr virus)感染の疫学で、とても興味深いものでした。
EBVは不顕性感染として小児期に感染し、成人になるまでにほとんどの人は抗体を持ちますが、思春期以降に感染した場合、伝染性単核球症を引き起こすことがあります。また、アフリカではバーキットリンパ腫の原因ウイルスとして重要でもあります。
小児MSやアメリカ海軍の血清バンクを用いた研究で、EBVに既感染である者は未感染者よりもMSを発症するリスクが10倍程度高いことがしられており、またMS発症者では伝染性単核球症の既往の割合が高いことが報告されています。
小児におけるEBV抗体保有率は発展途上国で高く(80%以上)、高緯度の先進国では低い(約40%)ですが、これは衛生環境の違いによるものです。MSの発症要因の一つに高衛生環境が考えられており、乳幼児期のEBVを含めた微生物感染の欠如が免疫機構のTh1優位をもたらし自己免疫疾患を引き起こしている可能性が示唆されています。
新生児あるいは乳幼児期にEBV感染を経験せず、ある一定年齢以上でEBVに感染するとMS発症リスクが高まるとすれば、生まれてすぐのワクチン接種などが発症を予防できる可能性があります。
事実、MS病変で見られるB細胞はほとんどすべてEBV感染しており、EBV感染したB細胞は持続的に抗体産生能を示すためにオリゴクローナルバンドの出現を引き起こすことは容易に想像できます。
EBV感染だけがMSの発症要因ではないことは確かですが、数あるウイルスの中でも病態に最も大きく関わっているウイルスの一つであることは間違いありません。

2007年12月4日火曜日

大雪

一昨日から降り出した雪は12月初旬としては記録的(12月3日の積雪量としては過去最高)な31cmの積雪になり、さすがのモントリオールも交通網が麻痺してしまったようです。あちこちで車が雪に嵌って動けなくなっていて、消防隊員や警察官が助け出していました。
CBCニュースによると、昨日1日の除雪作業に$1 millionの経費がかかり、明日の午後までには道路の雪は片付けられる予定だそうですが、すべての除雪作業を完了させるのに1週間かかり、合計で$17 millionの経費を見込んでいるそうです。
なんと、今年の冬は15年振りの寒波と降雪が見込まれているようで、Tremblay市長によると、積雪対策に例年以上の$130 millionを充てて備えているそうです。
ちなみにスクールバスが運行できないなどの理由から小学校は休校になりましたが、このための連絡は学校からはなく、CBCラジオで情報が流れるだけのようです。ITが発達したモントリオールなのですから、せめてインターネットに情報を掲示してほしいものです。

2007年12月1日土曜日

初滑り

モントリオールから東へ約15km、高速道路を使って30分弱のところにあるMont Saint-Brunoで初滑りをしてきました。今朝のモントリオールの気温は氷点下12℃、この冬一番の冷え込みになりましたが、晴天で風も弱く絶好のスキー日和となりました。 山頂からの見晴しは最高で、ダウンタウンの高層ビル群を眺めることができました。
まだ降雪量が不十分なため、今日は人工降雪機で整備された4コースのみがオープンし、クワァッドリフト1基とエスカレーターリフト1基だけの稼働でしたが、人もまばらでリフト待ちもなく、思う存分滑ることができました。
リフト券は2時間券を購入し、大人$21、子供$17でした。ちなみに、1日券(通常$35/日)5日分を12月3日まで約半額の$89で販売しています。また、ここにはケベック最大級のスキースクールがあり、多くの子供たちがレッスンを受けていました。

2007年11月26日月曜日

Grey Cup

昨日、Canadian Football League (CFL)の決勝戦、Grey CupがトロントのRoger Centerで行われました。熱狂的なCFLファンであり、サスカチュワン・ラフライダーズのファンである女子大学院生のアパートでGrey Cupパーティーが開催され、何人かでビールを飲みながらテレビ観戦しました。
試合は最終クォーターまで1点を争う好ゲームとなり、残り2分弱でウィニペグ・ブルーボンバーズのパスがインターセプトされるまではどっちが勝つか分からない状況でした。最終的には23-19でサスカチュワンが18年ぶり3回目のGrey Cup勝者となり、みんなで大喜びしました。
CFLはNFLと違ってファーストダウンまで3ダウンしか許されないため、攻守交替が頻繁です。ランよりもパスプレイが多く、結果的にインターセプト、ターンオーバーの回数も多い気がします。今年からビデオ判定が導入され、微妙な判定に対してビデオ判定を求めるchallengeが出来るようになりました。2回チャレンジに失敗するとペナルティがあるようですが、今回も試合を決める重要な場面でビデオ判定が行われていました。

2007年11月18日日曜日

モントリオール交響楽団

今日はPlace des Artsで子供用のオーケストラコンサートをやっていたので聴いてきました。プログラムはモントリオール交響楽団(Orchestre Symphonique de Montreal)による、A Trip Around the Worldというもので、Martin Larocqueという俳優が世界一週をしながら、面白おかしく世界各地の音楽を紹介してくれます。
演目は10曲で、ドイツのブラームス(ハンガリー舞曲第5番)から始まり、ロシアの交響曲、東欧、カリブ、アフリカ、南米、ケベックなどの音楽が続き、プッチーニのイタリアオペラの後は日本のさくらさくらが演奏され、FACE小学校の生徒が日本語で合唱していました。最後はアメリカのジャズ風の交響曲で盛り上がり、約60分のプログラムが終了しました。
チケットは大人$25、子供$15でした。子供(小学生以下)用のプログラムでしたが、モントリオール交響楽団の生演奏は迫力があってとても良かったです。

2007年11月17日土曜日

Santa Claus' Parade

気温1℃、体感気温-6℃の中、Sainte-Catherine通りで行われたパレードを観てきました。ダウンタウンの商店街や団体毎にチームを作り、のべ800人以上が参加したパレードは、どのチームも個性的な衣装、音楽、ダンスを見せてくれて、とても楽しかったです。
沿道に並んだ、上下の防寒ウェアと帽子、マフラー、手袋、ブーツで身をくるんだ子供たちをパレードの参加者たちが寄って来て楽しませます。
街ではすでにクリスマスのデコレーションが始まり、McGill College Ave.には大きなクリスマスツリーが立ってきれいな明かりを灯しています。
 

2007年11月16日金曜日

インフルエンザ予防接種

今日は、家族全員でCLSC(local community service centre)に行ってインフルエンザの予防接種を受けてきました。CLSCは市内にいくつかあり、基本的な医療サービスの提供や生活相談を受け付けているようです。うちの住所だと、CLSC Metroが担当地区で、CLSC MetroはMetro Guy-Concordia駅の真上にあります。また、de Meisonnueveの向かい側に1時間$3の駐車場があります。
11月14日~17日の間、ここで住民対象のインフルエンザ予防接種を提供しています。予約は必要ありません。60歳以上、2歳未満、慢性疾患を患っている人と、これらの人との接触機会が多い人が無料で接種できるとありますが、そうでない人から料金を取っているわけでもなく、基本的に全員無料のようです。
接種に際してドクターの問診や同意書のサイン等はなく、看護師による簡単な問診があるだけです。過去に予防接種を受けたことがあれば、小児でも接種は1回だけ。溶解液の組成が異なるのか、日本のワクチンよりも刺激が少なく、子供たちも大して痛がりませんでした。

2007年11月11日日曜日

スケート

今日は午後からWestmount Arenaに行ってスケートをしてきました。ここのアリーナはちょうど小学校とうちのアパートの中間にあって、数分で歩いて行けます。家族で年間$50の施設(アリーナ、プール、テニスコート)利用料を払ってあるので、利用毎の料金はかかりません。利用時間にある程度の制限はありますが、毎日利用することも可能です。
ここのアリーナは1898年にオープンした歴史のあるアリーナで、1910年から9年間、NHLのモントリオールカナディアンズがホームリンクとして使用もしていましたが、1918年の火災を機に他へ移ったようです。
アリーナの中にはアイスホッケー用のリンクと、小さめのリンクの2つのリンクがあり、一般利用できるのは小さいリンクだけのことが多いですが、それでもうちの子供たちにとっては十分な広さです。
カナダに来る前に数回経験しただけでしたが、10月から週2~3回通うことですっかり上達しています。

2007年11月9日金曜日

世界大学ランキング

Times Higher Education Supplement(THES)の世界200大学ランキングが発表されました。これは、イギリスの大学教育関連の雑誌THESと採用コンサルティング専門企業QSが共同で作成したランキングだそうで、McGill大学は昨年の21位から順位を上げて今年は12位だそうです。カナダの大学としては最高位で、北米の公立大学としても最高位だそうです。
ちなみに世界1位はハーバード大学で4年連続。2位はケンブリッジ、オクスフォード、エールの3大学が同点だそうです。 10位までのうち、6大学がアメリカ、4大学がイギリスと米英で独占していますが、政府による支援方法や研究費の配分方法などが高得点をもたらしているようです。カナダの他の大学では、ブリティシュコロンビア大学が33位、トロント大学が45位など、200位までの中に11大学がランクインしています。
日本の大学では東大が17位で最高位。京大が25位、阪大が46位、東工大が90位と続いて東北大は日本で5番目の102位でした。以下、名古屋(112)、九州(136)、北海道(151)と旧帝大が続き、慶応(161)、早稲田(180)、神戸(197)までがランクインしてました。200位までの中にカナダと同じ11大学。少しさみしい気がしますね。

2007年10月31日水曜日

ハロウィン

ハロウィンの夜は、子供たちが「Trick or Treat!」と叫びながらお菓子を集めに家を巡ります。
うちのアパートのあるWestmountは、約2万人の住人のうち、60%以上が英語を第一言語として使用し、世帯あたりの収入(中央値で年収$140,000以上!)はカナダで最も高い地域の一つで、高級住宅がとても多いです。特に、アパートから北に登る丘陵地帯には何億円もするであろうお城のような住宅がならび、ハロウィンが近づくと玄関周りや庭にカボチャやお化けの飾りを競ったように飾っています。ハロウィンの飾りがあって、玄関の明かりがついていれば、お菓子が準備してあるサインです。
近所の日本人のお友達と一緒にWestmount一帯を練り歩き、バケツに入りきらないほどのおやつを集めてきました。
 

2007年10月29日月曜日

クレジットカード

カナダに来て半年以上が経過して、ようやくこちらのクレジットカードを作ることが出来ました。RBCのVISAカードで、年会費は無料です。
これまでは、日本から持参したクレジットカードを使用していましたが、ここのところの原油高のお陰でカナダドルは急騰しており 、現在1円=120カナダドルになってしまい、出来るだけ円換算の支払いは避けたいと思い、クレジットカードを新たに作ることにしました。

一般のクレジットカードは、カナダ滞在が2年以上ないと作れませんが、RBCからのダイレクトメールでクレジットカードの申込書が入ってきたので、試しに返送したら2週間ほどで届きました。

2007年10月28日日曜日

Montréal Botanical Garden

ハロウィンの催しを見に、オリンピック公園のそばにあるMontreal Botanical Gardenに行ってきました。中国庭園ではランタン祭りをやっていて、池の上にいろんな形のランタンが浮いていました。今朝の気温は4℃で、日中でも7℃までしか上がらず、冷たい風が吹き、寒くて植物園の中を歩くのはつらかったです。

2007年10月21日日曜日

La Crêperie Du Vieux Beloeil

今日は、Mont-St-Hilaireにあるピアノの先生のご自宅にお邪魔してレッスンを受けてきました。ピークは過ぎたものの、紅葉を眺めながらのドライブはとても気持ちが良かったです。先生のご自宅はRichelieu川に近く、この近辺の川沿いの町並みは絵のようにきれいです。
あのフェアモントベーグルの絵を描いたミユキ・タノベさんは、近くのSaint-Antoine-sur-Richelieuにお住まいだそうで、お部屋に何枚か版画が飾ってありました。何枚か飾らずにしまってある版画があるとのことで、お土産に1枚もらってきてしまいました。
帰りに、対岸の町、BeloeilにあるクレープレストランLa Crêperie Du Vieux Beloeilに寄ってお昼ごはんを食べました。生地は薄めで、少し硬く、食事メニューは卵、ソーセージ、ハム、リンゴ、チーズなどを挟んで$6~$14です。メープルシロップを少しつけて食べるととても美味しくて、子供達も残さず食べていました。デザート用には、チョコレート、アイスクリーム、バナナなどを挟むメニューもあったようですが、メニューはフランス語のものしかなく、よく確認できませんでした。
レストランからRichelieu川を少し北に上っていくとSt-Marc-sur-Richelieuという街にLes Trois Tilleulsというホテルがあります。ここの玄関ロビーにミユキ・タノベさんの描いた絵が飾ってあるというので見てきました。
 

2007年10月14日日曜日

Mont-Saint-Bruno

今日はモントリオールから車で30分ほどのところにあるケベック ナショナルパークの一つのMont-Saint-Brunoに出かけてハイキングをしてきました。Mont-Saint-Brunoは家族向けのスキー場もある標高175mの小さな山で、モントリオールからはHwy.10Eを5kmほど走った後、Hwy.30Eに乗り換えて13kmほど進み、121番出口を出て5kmで到着できます。 モントリオールに最も近い自然公園のひとつです。
パーク内には大小5つの湖があって、その周りには10キロほどのトレイルが数コースあります。歩道はとても良く整備されていて気持ちよく歩くことが出来ます。
パンフレットによると約200種類の鳥類と40種類の野生動物が生息しているそうで、今日は野生の鹿をすぐそばにみることが出来ました。
あいにく、天気はいま一つでしたが、紅葉はとてもきれいで気持ちが良かったです。

2007年10月8日月曜日

スキーレンタル

日本からスキーウェアは持ってきたものの、スキーは持ってこなかったので、シーズンレンタルすることにしました。
Autoroute 40からSt-Laurent通りを南に500mほど行ったところにあるPoubelle du Skiという店でシーズンレンタルをしていたので、家族4人分のスキー、スキーブーツ、ストックの一式を借りることにしました。レンタル料は大人用で新品一式$220、中古一式$150で、子供用は中古一式$80(簡易バックル)です。
奥の部屋にレンタル用のスキーやブーツが保管されており、靴のサイズを言うと、店員がどこからともなくブーツとスキー板を持ってきて、これでいいか?と聞いてきます。ものは悪くなかったので、そのまま受け取りましたが、あまり細かい好みを聞いてくれそうな雰囲気ではありませんでした。メーカーはサロモン、ロシニョール、K2、アトミック、ダイナスターの5つを扱っているようです。
モントランブランでレンタルすると1日$43(子供$28)するので、4回滑りに行けば、元が取れます。
ちなみに、スケート靴もレンタルできましたが、子供用で新品$30、中古$20でした。いずれも来年の9月までに返却すればよく、紛失時などのデポジット代わりにクレジットカード番号を登録しておきます。

2007年10月7日日曜日

Chalet Lookout

Mont Royalのchalet lookoutに行って紅葉を見てきました。ここは、ダウンタウンが一望できる展望台で、モントリオールで一番の観光スポットです。Chaletまでは車で行けないので、Maison Smith近くの駐車場(P3)に車を停めて、Chemin Olmstedというトレイルを500mほど登ります。体育館みたいなchaletの前に舞台のような広い展望台があり、ダウンタウンに張り出すように作られていて絶景が望めます。
緑が茂る夏の景色も良かったですが、紅葉と一緒に眺めるダウンタウンも格別でした。

2007年10月4日木曜日

Creperie Chez Suzette

NYのコロンビア大に留学中の同級生がMNIで開催されたシンポジウムに参加するためモントリオールを訪れました。他のポスドク2人と車で6時間かけて来たそうです。
来た日の夜は3人を連れてオールドモントリオールに行き、ジャック・カルティエ広場にあるパブでカナディアン・ビールを飲んだ後、Creperie Chez Suzetteというクレープレストランに入ってみました。
ここのメニューはクレープとフォンデュが中心ですが、お薦めはメープルシロップを使ったLa Quebecoiseというクレープ料理。ハムとスイスチーズをクレープで包み、100%メープルシロップをかけたもので、ちょっと甘いですがとても美味しかったです。

2007年9月29日土曜日

Mont-Tremblant

紅葉を見にMont-Tremblantに来ました。Mont-Tremblantはモントリオールの北に広がるローレンシャン高原の中で最も標高の高い山で、北アメリカ東部随一のスキーリゾートがあります。
紅葉の見頃としてはまだ少し早かったかもしれませんが、それでも6割くらいの葉は赤か黄色に染まり、陽が当たると絵のように鮮やかに山が色づいて、それは見事な景色でした。ゴンドラで山頂に登ると眼下に紅葉で染まったローレンシャン高原とTremblant湖を眺めることができます。また、Tremblant湖のヨットハーバーからの山の眺めも素晴らしかったです。
町の中心であるサン・ベルナール広場ではコンサートなどの催しが開かれていて一日中賑わっていました。ゴンドラ乗り場の近くではユーロバンジートランポリンが体験できたり、ロッククライミングが出来るタワーがあって有料で遊ぶ事ができます。ゲレンデはリュージュコースが整備されていて、リフトに乗って山の中腹あたりからコース上をカートのようなリュージュに乗って滑り降りことが出来ます。町の中にはパターゴルフや温水プールなどもあり、飽きることなく遊ぶ事が出来ます。
今日はMont-TremblantのHomewood Suitesに宿泊しましたが、1ベッドの小さい部屋を予約していたのに、同じ料金で2ベッドの大きなスイートに変えてもらえました。

2007年9月24日月曜日

Journal Club

今日はresidentの抄読会(Journal Club)にmoderatorとして参加しました。McGill構内のMcTavish通りにあるThomson House と呼ばれるクラブハウスの一室で、宅配ピザを取って、話題の論文をネタに12~3人で議論します。
今日の論文はBrainの5月号に載ったMayo ClinicからのNMOの病理に関するものです。おそらく先週の症例検討会に合わせて選んだものでしょうが、中身を完全に理解するにはかなりの専門的知識が必要な論文です。今回は私の他にJack Antelがmoderatorとして参加し、NMOの病理学的な知見だけでなく、NMOの臨床的特長や治療的試みについてディスカッションがありました。私も日本のOSMSの疫学的なデータやここ何十年かの病型の変化、日本での一般的(?)なNMOの診断方法や治療方について説明しました。
Residentからの質問に答えながら、改めて抗AQP4抗体は未だ謎だらけである事に気付かされます。なぜ出来て、どう影響しているのか?病態への関与はどの程度なのか?リツキサンが効くのはなぜか?なぜ動物モデルが出来ないのか?なぜ中枢神経だけが侵されるのか?

2007年9月23日日曜日

Mont St. Hilaire

Mont St. Hilaireへドライブしてきました。Hwy10Eを使って1時間弱で到着しますが、途中の景色がとても良かったです。かなり紅葉を期待して行ったのですが、ここ数週間暖かかったせいか、まだまだ緑でした。山の麓のりんご農園ではりんご狩りが出来ますが、まだ家には前回のりんご狩りのりんごが残っているので今日はりんご農園は素通りです。
この山は全体がMcGillが管理する自然保護区になっており、入山料が取られます。いくつかハイキングコースが整備されているようでしたが、うちらは入り口から600mほど登ったところにあるHertel湖が終点です。ここにはピックニック用のテーブルが10個ほど置いてあり、お弁当を食べるのには絶好のロケーションです。
山に行く途中のOtterburn ParkというところにLa Cabosse d'Orというチョコレート屋さんがあり、ここでパターゴルフが出来るというので遊んできました。

2007年9月21日金曜日

症例検討会

MNIのdepartment of neurologyでは毎週木曜日の朝8時から外来の会議室で症例検討会をしています。医学生が病歴提示をし、レジデントがMRIなどの検査結果の説明と病態の文献的レビューをします。
今週の症例は、つい最近退院した症例でドイツの医学生が提示しました。
症例は30歳の女性で、特に既往歴や家族歴がなく、約1週間の経過で両側の手指から始まったしびれが頸部、体幹に拡がり、徐々に両側上肢の経度の脱力が加わって入院しました。神経学的には、両側上肢の軽度脱力、C3-Th7付近における表在覚の低下としびれ、2+レベルの頸部以下の腱反射亢進があったようです。下肢の筋力は保たれ、振動覚は正常、病的反射は陰性で膀胱直腸障害はなかったようです。
一般血液・生化学検査で異常はなく、頭部CTは正常。頸部MRIではC2-C5レベルの頸髄中心に不均一な造影効果を持つT2高信号病変があり、マス効果はほとんどなし。T1では病変はやや低信号で髄液の信号とは明らかに異なっています。脳MRIでは異常なし。 髄液検査では、細胞数0、蛋白正常でオリゴクローナルバンドは結果待ち。髄液細胞診は異常なし。
種々の血清学的検査も結果待ちという状態ですが、治療としてmPSL 1g 5日間のパルスを行い症状が軽快したところで退院、3週間後に外来に来院予定だそうです。
再発予防についてコメントしました。
モントリオールでもこういう症例が確かにいるのがわかりました。

2007年9月16日日曜日

りんご狩り

補習校のお友達と一緒にりんご狩りに行ってきました。ケベック州には無数のりんご農園がありますが、モントリオールの近くでもSaint-Joseph-du-Lacという町に40以上の農園があって、りんご狩りができます。うちからSaint-Joseph-du-Lacまでは約30kmですが、Hwy.15Nにまず乗って、Hwy.40W →Hwy.13N →Hwy.640Wと乗り継いで30分ちょっとで到着しました。今日行った農園はHwy.640Wの2番出口を出てChemin Principalに入ってすぐ左側にあるPomiculteur du Bûcheronというところで、職場の同僚が勧めてくれた農園です。
広大な敷地の中は、見渡す限りりんごの木で、しかも無農薬というから驚きです。今日ピックアップできた品種はロボとマッキントッシュの2種類で、どちらも実は小振りでやや酸味がありました。ロボの方が実が締まっていて歯ごたえがあって美味しく感じたので、ほとんどロボを摘んできました。大きな脚立がいっぱい置いてあるので子供達も脚立に登って不自由なくりんごを摘むことができたようです。
農園の中にはミニファームもあり、山羊や鹿がいて餌をあげることができたり、ポニーの乗馬もしているようでした。また、アップルパイやクッキー、シードルなどを売る売店がカフェテリアに併設されていましたし、周辺には遊具も沢山あって子供達は飽きることなくはしゃいでいました。さらに、お薦めなのがカフェテリアの入り口で売っているりんごドーナッツで、その場でりんごの皮をむいて揚げてくれます。4個で$2.50でした。
摘み取ったりんごは30cm×50cm大くらいのビニール袋いっぱいに詰めて$10で持って帰ってきました。

 

2007年9月3日月曜日

Bateau-Mouche

今週末は天気が良かったので、セントローレンス川のデイクルーズに出かけました。オールドポートのジャックカルティエ波止場から出港するBateau-Moucheという観光クルーズで、サンテレーヌ島の回りを1時間周遊します。料金は大人2人、子供2人の家族料金で約$42でした。1時半、3時、4時半発のツアーがあります。
船は両脇、天井がガラス張りになって見晴らしがよく、快適です。船内はレストランになっていて、軽食や飲み物が買えるようでしたが、うちらは一度も船内に入らず、一番後ろのデッキでずっと景色を楽しんでいました。
見どころは川から眺めるダウンタウンと旧市街、マーク・ドルアン波止場に建つHabitat 67、ジャン・ドゥラポー公園に建つバイオスフィア、シタデル、ジャックカルティエ橋などですが、ラ・ロンドのジェットコースターが見えたり、遠くにはオリンピック公園のタワーを見ることもできます。ダウンタウンの眺めは帰りの方がきれいに見えますが、3時からの便では太陽光がちょうど逆光となって写真がうまく撮れませんでした。
 

2007年8月26日日曜日

18th Century Public Market

今週末は、モントリオール発祥の地:オールドモントリオールのロイヤル広場にある考古学博物館Pointe-à-Callièreで18世紀の大衆マーケットを再現した催しが開かれていました。
周辺のPlace D'Youvilleは車両通行止めとなり、18世紀のヌーベルフランス時代の衣装を身にまとった人々が出店で当時の食材や工芸品などを売っていました。広場では当時の子供たちが遊んだゲームを再現していたり、当時の農民の衣装を借りて着替えるコーナーがあったり、何やら物語を語っている人や、野生の動物の毛皮を並べる海賊のような人までいました。

伝統的な工芸品の他、メープルシロップ製品、手作り石鹸、トリュフチョコ、チーズ、蜂蜜酒、ビールなど、お土産に最適なグッズがいっぱい並んでいました。子供たちは口の周りを茶色にしてトリュフチョコを頬張っていました。

2007年8月25日土曜日

プリンスエドワード島

夏休みの最後の週にプリンスエドワード島に行ってきました。モントリオールから飛行機でシャーロットタウンまで行き、空港でレンタカーを借りて島内を巡りました。
今回のレンタカーはボルボC30で、走行距離2000kmの新車でした。乗り心地は抜群で、とても快適なドライブができました。ちなみに3日間のレンタル料は税込合計$195でした。
宿泊はシャーロットタウンのHeritage Harbor House InnというB&Bに2泊しましたが、細部まで行き届いたサービスと清潔な部屋に大満足でした。宿泊した部屋は1泊$150で、子供1人あたり$10の追加料金がありました。日本人スタッフが常在していて、地球の歩き方にも紹介されているB&Bなので、日本人客がとても多いようです。ダウンタウンもビクトリア公園もハーバーも歩いていける距離にあり、とても便利だと思いました。
さすがに2日半で島のすべてを回ることはできず、シャーロットタウン周辺と、キャベンディッシュのグリーンゲーブルス、コンフェデレーションブリッジが架かっているゲートウェイビレッジ周辺を見て回りました。海岸沿いを走って灯台もいくつか回りました。最後のポイントプリムの灯台はあいにくの雨でしたが、灯台の上からの景色がとても良かったです。

 
 

2007年8月19日日曜日

BALLOON FESTIVAL

Saint-Jean-sur-RichelieuというモントリオールからHwy.10Sを20kmくらい走ったところにある町でInternational Balloon Festivalという熱気球のお祭りをしていたので見てきました。8月11日から開催されており、今日が最終日です。会場では空気で膨らませた巨大な遊具があったり、観覧車やジェットコースターなどの絶叫マシーンが揃った遊園地があったり、大きなステージでコンサートがあったりとかなり盛り上がっていました。
熱気球のフライトスケジュールが午後6時だったので、それに合わせて午後4時くらいに会場に行き、フライト時間まで遊園地でたっぷり遊びました。実際に気球が飛び始めたのは午後6時半過ぎで、100以上の熱気球がほぼ一斉に空に浮かんでいきます。間近で巨大な気球が徐々に膨らんで空に浮かんでいくのは本当に迫力十分でした。また、空に浮かんだ無数の気球を眺めていると、なんとものどかな気分になって心が和みます。
あいにく今日は厚い雲が上空を覆っており、カラフルな気球が映えなかったのが残念でしたが、とってもいい眺めでした。
 

2007年8月17日金曜日

朝顔

5月に子供が補習校で撒いた朝顔が、蔓だけ伸びて中々花が咲かずに気を揉んでいましたが、ここ1週間ぐらいできれいな花がたくさん咲くようになりました。
モントリオールで朝顔を育てるのは意外と難しいようで、ある程度成長するまでは日当たりのよい室内で育てた方がいいようです。蔓は日本で育てた時より伸びる気がします。
夏休みも残り少なくなって、子供のアサガオ日記にもようやく色がつきました。

2007年8月15日水曜日

Quebec City

週末に日本から遊びに来た両親を連れてケベックシティに行ってきました。モントリオールからケベックまでは約260km、Hwy.20EあるいはHwy.40Eを使って3時間弱で行くことができます。うちの車では狭いので、レンタカー(シボレー・アップランダー)を借りて行きました。
行きはHwy.20Eを使って、セントローレンス川の南岸を北東に進み、ケベックの対岸にあるレヴィLevisという街まで行き、そこからフェリーに乗ってセントローレンス川を渡りました。車と乗客6人で約$10の運賃でちょっとしたクルーズ気分が味わえます。川から眺めるシャトー・フロントナックホテルは壮観でした。
ケベック市内の観光はカレーシュと呼ばれる馬車に乗ってのんびりと楽しみました。 40分の観光で主にサン・ルイ通りとグランダレ通りを走ります。その他のところは歩いて回りましたが、シャトー・フロントナック前のテラスデュフランから知事の散歩道を通ってシタデル近くの展望台までは約300段の階段が続き、結構いい運動になりました。シーズンなので、プチシャンプラン通りやサン・ジャン通りは人で溢れていました。
郊外にあるモン・モレンシー滝は真上にかかる吊橋から見下ろす事が出来、ナイアガラとは違う迫力で面白かったです。
 

2007年8月4日土曜日

ZOO Granby

Hwy.10Eを80kmほど走り、Sherbrookeとのちょうど中間ほどの所にあるZOO Granbyに行ってきました。
10時前には家を出たのですが、晴天の土曜日ということもあり、駐車場に入るのに渋滞し、園に入った時は正午を回っていました。入場料は大人2人、子供2人で約$90(税込)です。
動物園は大きくアフリカゾーン、アジア・オセアニアゾーン、アメリカゾーンに分かれており、ほぼ一定の順路ですべての動物を見て回れます。最近、キリン、ラマ、カバの赤ちゃんが産まれており、生まれたばかりのそれらを眺めるのはほほ笑ましい限りでした。
動物園の中にAmazooと呼ばれるwater parkがあり、大きな波のプール、大きな浮き輪に乗って流れるプール、滑り台と巨大バケツからの水浴びが出来るプール、子供用の小さなプールがあります。波のプールではかなり大きな波が作られていて子供たちは大はしゃぎで喜んでいました。ただ、今日は午後の気温が25℃とやや低めだったので、長く入っているとかなり寒かったです。

2007年7月30日月曜日

Theatre in the parks

7月18日~8月19日の間、モントリオール中の公園で無料の演劇が開かれます。このイベントはTheatre in the Parksと呼ばれ、うちのそばのWestmount Parkでも昨日の夕方から即席ステージで無料の演劇があったようです。また、この期間中の日曜日の日中は無料のコンサートも開かれており、昨日はQuatuor de saxophones Nota Beneというバンドのコンサートが2時から池の前で開かれていました。近所の人たちが自分の椅子を持参して芝生の上でくつろぎながら聞き入っていました。
自分たちは終了間際に行ったのでほとんど聞けませんでしたが、来週のSpirit of New Orleansというバンドのコンサートは早めに出かけたいと思います。

昨日は朝からとても天気が良かったので、アパートの庭にあるプールで子供たちが遊ぶのを見ていました。5m×8m程度の小さなプールですが、深いところでは2mくらいあって飛び込むことも可能です。緑に囲まれてとても気持ちがいいプールです。

2007年7月28日土曜日

L'Autre Gala a Montreal

現在モントリオールで開催中のフェスティバル"Just for laughs festival"の催しの一つで、THE GALA!というショーをSaint-Denis Theatreに行って観てきました。主演は早変わりを駆使した一人芸がパリで人気のイタリア人パフォーマーのArturo Brachettiで、監督はシルク・ド・ソレイユやラスベガスのセリーヌディオンショーの監督で有名なFranco Dragoneです。
午後4時から、途中20分の休憩をはさんで6時半くらいまで、約2時間の公演でしたが、ものすごくおもしろかったです。内容はシルク・ド・ソレイユに似たアクロバティックな演目が多く、体操のオリンピック選手並みの力技、目を覆いたくなるようなバランス芸、3つの駒を同時に回す中国駒、関節をはずしてのテニスラケットの潜り抜けなど、"人間"による一流の芸が楽しめます。シルク・ド・ソレイユの公演と違うのは、舞台が小さいので大がかりなセットがないことと、"笑い"のフェスティバルの催しなので、かなり笑えるということです。コメディアンによる一人芸も結構ありましたが、言葉がわからなくてもほとんど問題なく楽しめました。うちの子供達も声を出して笑っていました。会場は大爆笑と拍手と溜息の連続で、あっというまの2時間半でした。

2007年7月26日木曜日

停電

ここMNIが午前9時半に突然の停電に見舞われました。非常電源で最低限の照明と、医療機器、フリーザー、インキュベーターなどは稼働しているようですが、多くの照明、空調、PC端末、実験機器などが遮断されてしまいました。原因はよくわからないのですが、どうも電力会社(Hydro Quebec)が引き起こしたトラブルのようで復旧までに数時間はかかるとのこと。ラボのメンバーは仕事にならないと街に出かけて行きました。
私はELISAの途中でしたが、このまま続けても吸光度計が使えないので、サンプル反応時間を1時間から2時間に延長することにしました。今日は細胞を回収してFACS解析の予定があるので早く復旧してくれないと困ります。

先ほどHydro Quebecの広報からの発表があったようで、モントリオールのダウンタウン一帯で大停電になっているようです。中央変電所のサーキットに問題が生じたらしいです。

2007年7月24日火曜日

B細胞研究

コロラド大学生物エネルギー学研究所のチーフディレクターで、同大学のコンピューター生命科学センターのアシスタントディレクターでもあるDr. Karen Newellがサバティカル休暇で1週間Neuroimmunology Unitに出入りすることになり、今朝のラボミーティングに参加してくれました。彼女は20年前にMNIでポスドクをしていたこともあり、時々訪問するようです。彼女は細胞のエネルギー利用と細胞死メカニズムに対する造詣が深く、免疫調整因子としてのB細胞の役割に興味があるようです。ラボでB細胞の研究をしているのは私と、大学院生(master)と、新しく加わったポスドクの3人ですが、それぞれが研究テーマのプレゼンをして内容をディスカッションしました。
B細胞は他のリンパ球と異なり、その分化過程において多様な働きをします。今注目しているのはCD27陰性のナイーブB細胞サブセットですが、一部で強力な調節性細胞としての役割を持つことがわかりました。このサブセットはFas分子を発現せず、アポトーシスに抵抗を示すことも分かっています。抗原非依存性に活動する調節性B細胞は自己免疫疾患の治療に結びつく重要なサブセットと考えられます。また、B細胞は様々なTLRを発現しており、多くのTLRリガンドに反応して増殖活性を示し、それぞれ異なったサイトカインを分泌します。このような活性化が他の免疫細胞にどのように影響を与えるのかは全く分かっていません。TLR9刺激などでは抗体産生も促されることから自己免疫疾患においても重要な役割を担っている可能性があります。さらに、B細胞は活性化して形質細胞に分化するとCD20陰性となり、CD138が陽性となりますが、CD138はSyndecan1とも呼ばれ、I型細胞膜貫通糖蛋白で、ヘパラン硫酸(Heparan sulfate:HS)を含む膜型Proteoglycan(HSPG)です。この分子が他の細胞に対して影響を与えている可能性についても現在解析を進めています。

2007年7月23日月曜日

トロント

ナイアガラの滝の帰りにトロントに寄ってユニオン駅の近くのノボテルホテルに宿泊しました。ナイアガラ発のVIA Railが2時間遅れたため、20時頃に到着予定が22時になってしまいました。お陰でライトアップされたCNタワーを眺めることができました。
21日は午前中にCNタワーに登り、トロントのダウンタウンを上から眺めた後、ロジャーセンターに行って13時試合開始の大リーグを観戦しました。この日はシアトル戦でしたが投手戦となり、トロントの1-0の完封勝利で試合時間はたったの2時間。イチローは3打数ノーヒット、1四球で、城島は7回から守備についたものの、打席は回ってきませんでした。
夜はYonge通りにあるKorean Grill Houseに行って焼肉を食べました。カナダに来て初めての焼肉です。日本の焼肉店の感覚で注文したら、3~4倍の量の肉が出てきて食べきれませんでした。カルビは味付きでしたが、好みの味に仕上がっててとても美味しかったです。

 

2007年7月21日土曜日

ナイアガラの滝

7月19日にVIA Railに乗ってナイアガラに行ってきました。モントリオールからトロントまで約5時間半、そこからナイアガラフォールズまで約2時間、乗り継ぎの待ち時間も含めて合計約8時間の列車の旅です。往復の鉄道代は大人約$200、小人約$100です。ゆったりとした、とても快適な旅でした。

宿泊はクリフトンヒルにあるQuality Innで新しくできた観覧車の目の前にあります。近くにはTim Hortonsもあり、とても便利で賑やかな場所でした。夜は滝のライトアップを歩いて見に行くことができました。

7月20日は晴天に恵まれ、霧の乙女号に一番乗りしたあと、レンタカー(クライスラー300C、1日$49)を借りてテーブルロックまで行き、カナダ滝の裏側を観るツアー(ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ)に参加しました。滝の裏側は水が流れ落ちるのしか見えませんが、見学デッキは間近で滝のしぶきを浴びることができて迫力満点です。その後しばらくテーブルロックからの眺めを楽しんだ後、テーブルロックから少し歩いたところにある地上160mのスカイロンタワーに登り、滝を上から眺めました。晴天だったので、オンタリオ湖のかなたにトロントのダウンタンも見ることができました。
午後からは滝の下流にある渦潮の上を渡るワールプールエアロカーに乗りました。ナイアガラ川の急流を約1キロに渡って移動しますが、とても気持ちが良かったです。

  
  

2007年7月15日日曜日

Sidewalk Sale

今週末は、Ste-Catherine通りでSidewalk Saleと呼ばれるセールをやっているので見てきました。ダウンタウンで最も賑わうSte-Catherineはいろんな商店が並んでいますが、Atwater通りとの交差点からSt-Urban通りとの交差点までの約3kmにわたって歩行者天国となり、ほとんどのお店が通りの両サイドに露店を出してセールを行っていました。美容室までもが外に店を出してヘアメイクをしていました。PeelとMcGill Collegeの間にはステージもあって、コンサートも行われていたようです。

2007年7月11日水曜日

いちご狩り

Hwy.15Nを50kmほど北に進んだMirabel空港のすぐそばにある農園に行っていちご狩りをしてきました。Labelle Fraiseと呼ばれる農園で、いちごの他、ラズベリー、アスパラガスなどの野菜、メープルシロップを作っているようです。
いちご狩りのピークはすでに過ぎ、平日の夕方で天気も悪かったため、他には誰一人いませんでした。途中から雷雨が降り出し、傘をさしながらいちごを摘みましたが$4の紙製のバスケットを2ついっぱいにすることはできず、2つで$6にまけてもらいました。

2007年7月9日月曜日

ジャズフェスティバル

6月27日から開催されていたモントリオール国際ジャズフェスティバルが昨日閉幕しました。
7月7日の日曜日にメイン会場であるPlace-des-Artsへ地下鉄に乗って行ってきました。この日は天気予報では雨の予報でしたが、幸いにも晴れ間がのぞき、気温も23度程度でとても過ごしやすい日となりました。
特に下調べもなく出かけたので、屋内の有料コンサートには入らず、屋外の無料コンサートを少し聞いただけでしたが結構楽しかったです。会場内ではプレハブのカフェやパブが並び、Tシャツなどの関連グッズを売る店やスポンサーの展示、さらには大道芸人までもいて1日中楽しむことができそうでした。日が傾くにつれてさらに会場は盛り上がったことでしょう。

2007年7月4日水曜日

カナディアンロッキー

6月28日から7月2日まで4泊5日でカナディアンロッキーに行ってきました。モントリオールからカルガリーまで飛行機を利用し、カルガリー空港でレンタカーを借りました。
レンタカーはエアカナダのサイトを介してHertzでフルサイズを予約していましたが、07型トヨタカムリを借りることができました。キャンペーン中だったのか、レンタル代は1日あたりたった$24で、5日間で税込合計$144でした。さらにガソリン満タン返し不要のオプションを$64でつけたので、ガソリン代も安く済ませることができました。1000キロほどしか走っていない新車だったので、運転はとても快適で長距離でも疲れることなく移動できたのは本当に良かったです。
  
初日:カルガリー→バンフ
カルガリーからバンフまでは約120km。途中で国立公園の入場料を払うゲートがあり、1日あたり$17.8(家族料金)徴収されました。初日の宿はバンフパークロッジというホテルで、バンフの繁華街にあってとても便利なホテルです。1泊US$170でしたが、部屋からの眺めもよく、快適でした。残念ながらインターネットと駐車場代が別にかかりました。
部屋で少し休憩したあと、すぐにサルファー山のバンフゴンドラに乗りに行きました。サルファー山の頂上からはバンフの街が一望でき、バンフスプリングスホテルを美しく眺めることができます。ゴンドラの降車場から頂上までは1~2キロのペデストリアンデッキの上を歩いて行けますが、空気がかなり薄いので急ぐと息苦しくなります。
 
  
2日目:バンフ→サンワプタフォールズリゾート
朝7時半にホテルを出発し、ボウバレーパークウェイを北上します。パークウェイでは野生の鹿が道路脇に出てきて間近に見ることができました。
キャッスルマウンテン、モレイン湖、ルイーズ湖、クロウフット氷河、ボウ湖、ペイトン湖を北上しながら観て回ります。この日の宿泊先のサンワプタフォールズリゾートに16時頃到着し、夕食前にサンワプタ滝を観ることができました。
 
  
3日目:サンワプタフォールズ→ジャスパー→バンフ
今回のドライブ旅行でもっとも長い約430kmの行程です。アイスフィールドパークウェイをさらに北上し、ジャスパーを経由してマリーン湖まで行きました。マリーン湖ではボートクルーズができ、よくガイドブックなどで目にするスピリットアイランドを見に行くことができます。夏場は混むらしいので、あらかじめネットで予約しておくといいようです。

  
ジャスパーで昼食を取った後、コロンビア大氷原まで戻って雪上車ツアーに参加しました。雪上車はコロンビア大氷原の一部のアサバスカ氷河の上を走り、氷河の真上で降りることができます。さすがに標高2000mの氷の上は寒かったです。この日の宿はバンフのスプルースインでした。ここのバスルームの風呂桶は比較的深く、ゆったり湯に浸かることができて良かったです。ここは駐車場もネットも無料でお得でした。道路向かいに日本食レストランがありましたが、この日は満席で入れませんでした。

 
4日目:バンフ→カルガリー
この日はカナダデーという祝日で、バンフの街はカナダ国旗を持った人たちで賑わっていました。
フェアモントバンフスプリングスの近くにあるボウ滝を見た後、ボウ滝のすぐそばから出発するRocky Mountain Raft Toursのラフティングに参加しました。ラフティングにはレベル1から6まであるそうですが、このラフティングはレベル1と2だけで、水着に着替える必要もなく、カメラを持って乗ることができます。約1時間の川下りでしたが、眺めは最高でとても気持ちが良かったです。
  
5日目:カルガリー→モントリオール
この旅最後の宿はカルガリーのSheraton Suites Calgary Eau Claireです。すべての客室がスイートの高級ホテルですが、この時期1泊$260以上はする2Queen bedの部屋にエアカナダのホームページ(米国版)を通してUS$170で宿泊しました。この日はカナダデーの花火大会が市内で行われていましたが、開始時間が22時半だったので観に行くのはあきらめました。
 
カルガリー・モントリオール便は直行便で約4時間半のフライトです。帰りの便は座席が最新のもので、エコノミーにもプライベートテレビがついていて好きな映画などの番組を選んで観ることができました。エアカナダでこのタイプの座席は初めてでした。おかげで子供達も退屈しないで楽しんでいました。

2007年6月22日金曜日

カナダドル

円に対するカナダドル相場が一段と上昇しています。
現在1カナダドル=約116円。
日本を出る時は1カナダドル=約98円でしたから3ヶ月で18%も上昇しています。
3月に$100の買い物をしたら9800円だったのに、今は11600円です。来た当初は日本から持参したクレジットカードで買い物をしていましたが、現在は現地銀行のキャッシュカードで買い物をしています。
銀行の残金がなくならないうちに円安が止まって少しは円高に傾いてくれないと大変です。

2007年6月17日日曜日

PARC SAFARI

Hwy.15Sを60kmほど南下し、ニューヨークとの境近くにあるサファリパークに行ってきました。冬期は閉鎖中でしたが、5月下旬からオープンし、プールがオープンする6月22日までは特別料金で入場できたので、少し天気が悪かったですが9時半に家を出ました。Hwy.15Sの6番出口から6kmほどの場所にあり、家から1時間弱で到着しました。
今日は特別料金で1人$20均一でしたが、6月22日からは大人$35、子供$20だそうです。家族割引があって、大人2人、子供2人の場合は$86になるようです。
園には、自家用車に乗ったまま動物を見て回るSAFARI AVENTUREの他に、熊、白狼、猿、虎、ライオンなどを間近に見れる遊歩道、観覧車や空中ブランコなどがある遊園地、小さい子供用の遊具、大きなプールなどがあり、1日中遊べました。夏場は広場の真ん中にある舞台で何かショーもあるようです。サファリと遊園地の入り口の間にはピクニックが出来る広場があり、いくつものテーブルベンチが置いてあってお弁当を食べることができます。
サファリにいる動物は、アフリカ象、シマウマ、キリン、サイ、アダックス、バイソン、バッファロー、シカ、らくだ、ヌー、ラマ、ダチョウなどで、車からえさをあげることが出来ます。園でえさを売っているようでしたが、みんなニンジンを自宅から持ってきて食べさせていました。
 

2007年6月14日木曜日

NEUROLOGY

今日は、AANの公式ジャーナルのNEUROLOGY(通称The Green Journal)の新しいChief EditorのJohn H. NoseworthyによるNEUROLOGYの編集にまつわる講演を聴講しました。
現在NEUROLOGYは週刊で発行され、毎週7~9編のfull-length論文が記載されています。発行部数は約2万部だそうで、臨床神経学の分野では圧倒的な購読層を持ち、広告主にとっては非常に魅力的な雑誌となっています。PERQ scoreという雑誌広告に関する統計によると、どの神経学関係の雑誌より読者数は4倍以上多いそうです。
論文採択率は20~25%で、毎週40編を超える論文の投稿があるそうです。このうちの30%はEditorの判断でReviewerに回らずに72時間以内に筆者に返却され、残りは原則4人のreviewerに回されて12日以内に査読されます。こうして、最初の投稿から1回目の判断までの平均日数が20日に短縮されたそうです。ちなみに、投稿してからpublishされるまでの平均は現在約20週だそうです。
アメリカ以外の国からの投稿では、イタリア、ドイツ、日本、イギリス、オランダがTOP 5だそうですが、日本からの投稿が多い割りに日本人の論文をあまり見かけないのは日本人による論文の採択率が悪いからに他なりません。 日本神経学会でこのあたりの改善策を検討してもいいのではないでしょうか。
また、この雑誌のインパクトファクターは2005JCRで5.065と常に同じ分野のAnnals of NeurologyやBrainより低いですが、これはNEUROLOGYが動物を用いた研究や方法・技術に関する研究を採択せず、引用されにくい臨床研究の採択にこだわっているからだそうです。
最近はオンラインでの参照が増し、全く印刷物には目を通さない人も増えています。NEUROLOGYはAANの会員には毎週必ず届けられますが、当然、印刷を止めて環境保護に貢献することも学会として考えなくてはならないのでは、という意見も出ているようです。現時点では印刷物を読んでいる学会員も多数存在し、しかも学会収入の3割以上が雑誌の広告料だそうで、すぐに印刷をやめるわけにはいかないようです。

2007年6月10日日曜日

F1グランプリ決勝

F1のカナダグランプリ決勝を観にジル・ビルヌーブサーキットに行ってきました。
一般入場券での入場だったので、コース脇から猛烈なスピードと轟音で通り過ぎるマシンを眺めるだけでしたが、迫力は十分に伝わりました。
途中、大クラッシュなどでセーフティーカーが何度か入る波乱のレースだったようですが、観戦中は全くレース状況は分からず、帰ってから佐藤琢磨が6位入賞したことを知りました。ホンダのバトンはギアボックスのトラブルでスタートが出来なかったようです。
また、今日はハミルトンが黒人レーサーとしてF1史上初めて表彰台の中央に立つという歴史的なレースにもなりました。
 
 スーパーアグリの佐藤琢磨       優勝したマクラーレンのハミルトン

2007年6月9日土曜日

F1フェスティバル

今週末はF1のカナダグランプリが開催されています。ダウンタウンのクレセント通りは車両通行止めとなってホンダカナダ主催のフェスティバルが行われています。
今日の公式予選では好調のアロンソをかわして新人のハミルトンがPPを取った模様です。アロンソが2番手でマクラーレンメルセデスのフロントロー独占です。
佐藤琢磨は11番手、ホンダ勢はマシンの調子が悪いようで13、15番手、トヨタも10、18番手と後れを取った模様です。

明日は決勝をサーキットに観に行ってきます。チケット代が高いのでスタンド席(指定席)ではなく、入場券のみを買いました。おそらく雰囲気だけ味わって帰ってくることになる気がします。ちなみに、チケットは完売で明日の決勝には10万人以上が観戦に訪れる予定だそうです。

2007年6月8日金曜日

無料電話

日本とカナダなど海外と国際電話をする場合、いくつか無料で出来るサービスがあります。
うちでも利用しているのが、Skypeです。パソコン同士で繋ぐ必要があるので、それぞれのパソコンにマイクとスピーカーやイヤホンの設置が必要ですが、音質も良く、webカメラをつければ簡単にテレビ電話ができます。Skypeから固定電話や携帯電話に直接電話(skype out)をすることもできて、日本にかけた場合、3¢/分(固定電話)あるいは18¢/分(携帯電話)の料金がかかります。料金の支払いには、事前にクレジットを購入する必要があります。
JAJAHというサービスは電話機同士で会話できる無料サービスです。パソコンで自分の電話番号と相手の電話番号を登録してクリックすると、お互いの電話が鳴って繋がります。登録者同士であれば、月150分までは無料で電話可能です。
しかも、カナダの携帯電話であれば、携帯電話のインターネット機能からウェッブサイトにアクセスしてお互いの電話を鳴らすことが出来ます。ただし、この場合、日本にかけると登録していても14¢/分くらいの料金がかかります。料金の支払いにはやはり事前にクレジットを購入しておく必要があります。
うちの固定電話はケーブル電話ですが、日本の固定電話への国際電話は10¢/分で、携帯電話への国際電話でも39¢/分ですみます。市内通話は無料です。 うちの場合、日本宛のFAXの送信に1回10~20¢かかる以外はほとんど無料ですませることができます。ちなみに先月の電話料金は基本料金が$16.95で通話料金が$2.54でした。
日本のIP電話でも同じくらいの料金で国際電話がかけられるようですので、帰ったらIP電話に切り替える予定です。いずれにせよ、日本にいるときより電話代が圧倒的に安いので助かります。

2007年6月7日木曜日

新しい机

昨日からボスの部屋の向かいにある10畳くらいの部屋に移動しました。
2m×70cmくらいのテーブル様の机が両壁際に2つあって、東側の机の半分を使用しています。壁に棚がつけられていて3段の本棚になっています。
隣の席は違うラボのポスドクで、西側の机は、やはり違うラボの中国人研究者が使用しています。
拡張工事のため部屋の窓が閉鎖され、工事の騒音がうるさく、決して居心地がいいとはいえませんが、ラボの中で生活するより衛生的でいいかもしれません。

2007年6月4日月曜日

ポスドク

今日から新しいポスドクが加わりました。先月ドクターを取得したばかりのレバノン人の女性です。
これでポスドクはモロッコ人と併せて2人になりました。あとは、大学院学生が2人、テクニシャンが1人、秘書1人と私とボスの計8人がラボの構成員です。ボスは別の組織のディレクターも務めており、そちらにはアソシエイトディレクターが1人とリサーチアシスタントが3人、テクニシャンが1人います。また、関連するラボにポスドク2人とリサーチアシスタントが1人出向(?)しており、ラボのミーティングにはこの15人程度が集まります。
新しいポスドクの席がないとのことで、ボスが私用に机を別室に用意してくれるようです。いまの席はラボの中にあり、いろいろと便利で居心地がいいので残念ではあるのですが、落ち着いてデスクワークが出来るのはありがたいことです。

2007年6月3日日曜日

Ecomuseum

今日はSte-Anne-De-Bellevueという場所にあるEcomuseumに行ってきました。モントリオールから高速道路(Hwy40E)で西に向かって20分くらいで、41番出口でSt. Marie Rd.方面に出ます。St. Marie Rd.を西方向に1kmくらい進むと、Ecomuseumの看板が出てくるので右折し、細い道を100mくらい進むと駐車場が見えてきます。
入場料は大人$8で、子供$3、4歳以下は無料だそうです。

ここは、いわゆる動物園で、ケベックに生息する動物が飼育されており、自然に近い状態で観察できます。主な動物は、ウサギ、アライグマ、クマ、シカ、キツネ、ハリネズミ、カワウソ、カリブー、それとワシ、フクロウ、カモ、アオカケス、キツツキなどの鳥類。室内にはバスなどの淡水魚や亀、ヘビ、カエルなどの爬虫類、ネズミやムササビなどの小動物も展示されています。一回りするのに1時間半ほどかかりました。

センター内には小さなお土産ショップと、自販機がおいてある休憩所があるだけで、レストランはありません。近所にも食べるところは一切ないので、午後ゆっくり出かけるのがいいかもしれません。

2007年5月30日水曜日

sHLA-G

今日、sHLA-G5をトランスフェクトしたHela細胞を培養して得られた上清のsHLA-G濃度をELISAキットで測定してみました。
2つのT75フラスコから約20mlの上清が得られましたが、その濃度は約2000Unit/mlで、だいたい0.8~1.0μg/mlに相当するようです。思った以上の濃度が得られて良かったです。来週、500Unit/mlから段階希釈してB細胞を刺激し、48時間後の増殖反応をトリチウムを使って測定してみます。

今週はB細胞をIL-21、IL-4、IL-10などのサイトカインとともに培養しています。2日おき程度に上清と細胞を回収して経時的な変化を解析してみます。

2007年5月28日月曜日

クーザ

モントリオールで生まれたシルク・ドゥ・ソレイユの新作「クーザ」を観てきました。
$60の一番安い端っこの席でしたが、もの凄く良かったです。
休憩30分を挟んでの約2時間、ハラハラどきどきの連続でした。子供たちも途中怖くて目を背けたりもしたみたいですが、終始大興奮で観ていました。しかも子供用に座席用補助クッションが用意されており、小さくても視界は良好。
思った以上に子供たちにうけて良かったです。

2007年5月26日土曜日

地下鉄のVerdun駅の近くにあるVIANDAL CHARCUTERIEというお肉屋さんに車で行ってきました。
近所のスーパーでは肉のスライスが買えないので、豚肩ロースの薄切りと牛ヒレ薄切りを買ってみました。300gずつくらいで十分だったのですが、言いそびれていたら1kgずつのパックになってしまいました。1ヶ月はもちそうな量です。それでも両方で$16(約1700円)です。

そういえば、昨日まで続いていた公共交通機関のストライキが終わりました。地下鉄・路線バスを運営しているSTM社の整備員たちが、待遇改善を求めたもので、先週の火曜日から始まっていました。モントリオールの地下鉄の歴史は古く、年々整備の負担が増えているにも拘らず人員の増員や待遇の改善もなく、経営者側との交渉の場の要求が主な理由だそうです。ストでも朝・夕のラッシュ時と深夜は通常運転していたので、私は影響なかったのですが二度と起きないようにしてほしいものです。

2007年5月24日木曜日

Spring Concert

今日は下の子の幼稚園でSpring Concertが午後7時から近くの教会で行われました。日本の幼稚園でいう「お遊技会」や「学芸会」と同じで、クラス毎に歌や踊りを家族の前で披露します。日本のお遊技会とは雰囲気がまるで違いますが、子供にとってはこちらの方が緊張しないでいいようです。

2007年5月23日水曜日

IgG

昨日、培養B細胞の上清のIgG濃度をELISAで測定してみました。
予想に反してBCR刺激を加えた群のIgG産生が低く、IL-4よりもIL-21の方がIgG産生に強く影響しました。
CD40刺激+IL-21でのIgG濃度が最も高く、約700ng/mlでした。
今日は生存している細胞の増殖能をトリチウムの取り込みによって測定しましたが、増殖能はほとんど0でした。
次回の培養実験ではもう少し条件を工夫してIgGの産生量を増やしてみます。

2007年5月21日月曜日

旧市街とジャン・ドラポー公園


今日は天気が良かったので、旧市街へ出かけました。初めてジャック・カルティエ広場から観光馬車に乗って旧市街をひと回りしました。30分の観光で$45です。旧市街での観光馬車の値段は一律に定められているようで、1時間の観光だと$70だそうです。1998年に生まれた「Nagano」という馬が引いてくれました。新緑と春の陽射しがなんとも心地よく、数百年前に建築された重厚な建物の間の石畳をたたく蹄の音を聞いていると別世界にいるのを感じます。
北米最大のカトリック聖堂のノートルダム大聖堂を見学したあとは、遊具のあるサンテレーヌ島のジャン・ドラポー公園で体を動かしました。ジャン・ドラポー公園はセントローレンス川に浮かぶサンテレーヌ島とノートルダム島の中にあり、1967年の万博が開催された跡地です。サンテレーヌ島には遊園地のラ・ロンドや水の博物館であるバイオスフィアがあり、ノートルダム島にはカジノサーキット場があります。サーキット場はF1のカナダグランプリが開催される場所で、普段はサイクリングやローラーブレード用に公開されています。今日は遊んだ帰りに車でサーキットの中を走ってみました。HONDAのゲートの下をくぐったり、バックスタンドの前を走ったりするのは結構快感でした。

2007年5月19日土曜日

洗車


今日は久しぶりにいい天気になったので、洗車をしてきました。
うちから車で5分くらいの所にある洗車場に行ってみました。倉庫のようなガレージで4人くらいが流れ作業で手洗いをしてくれます。シャンプー洗車で車外だけだと$7で、車内の掃除も含めると$14だそうです。
10時半ころに出かけましたが、ガレージの中ではすでに2台が洗車中でした。列に並んでいると、まず1人目の店員が圧縮ホースで水洗いをしてくれます。列が進んで1台分前に進むと、別の店員が大きなスポンジに洗剤をつけて隅々まで洗ってくれます。もう1台分進むとまた別の店員が大きな布できれいに水を拭き取ってくれます。全行程は約15分くらいで終了します。あまりガラのいい場所ではないのでちょっと怖かったですが、久しぶりにきれいな車に乗って気持ちがとてもよかったです。
午後は子供たちと近くの公園で縄跳びをしました。家の前の通りも公園の中の木々もすっかり緑で覆われました。 木の葉のお陰で通りからうちのアパートが見えなくなってしまいました。

2007年5月17日木曜日

Hela細胞

 今日はドイツの研究者から供与していただいたHLA-G5の遺伝子を形質移入したHela細胞の培養に取りかかりました。Mock細胞と一緒に液体窒素に保存された細胞を37℃の水槽で一気に解凍し、培養液の中に放り込んで保存液のストレスから細胞を開放してあげます。遠心後に培養液で再浮遊して細胞数を数えてみると、HLA-G5遺伝子導入細胞は1,200,000個あり、そのままT75と呼ばれる培養フラスコに移し替えてインキュベーターに入れました。
 HLA-G5は可溶性の蛋白質なので、培養上清にどんどん分泌されます。上清中の蛋白質を精製して実験に用いると効率がいいと思うのですが、タグもついていないので精製は非常に困難なようです。しかも、これまでの実験から培養上清でも十分に作用することが分かっているので、今回もそのまま上清だけを集めます。目的はHLA-G5によるB細胞の活性化の解析です。
 膜型のHLA-G1遺伝子を導入したLCL細胞も液体窒素に眠っているので、可溶性の蛋白の実験のあとはHLA-G1を発現したLCL細胞との共培養におけるB細胞の活性化を解析します。

 明日、明後日はIL-4とIL-21で刺激したB細胞の培養上清の回収日です。うまくIgGの産生が誘導されていることを祈るばかりです。来週ELISAで確認します。

2007年5月12日土曜日

シンポジウムその2

今日はシンポジウムの2日目で、9時からワークショップがあり、私はMRIのセッションと顕微鏡のセッションに参加しました。
MRIはMNIのArnold教授の講義が中心でした。脱髄・再髄鞘化の指標としてMagnetization Transfer Contrast画像が有用であり、特に経時的な変化をピクセル毎に観察すると、治療後に脱髄から再髄鞘化に変化するのが一目瞭然でとても感激しました。
顕微鏡のセッションはモントリオール大学のCostantino講師の講義が中心でした。彼は顕微鏡などに用いるレーザー工学が専門で、一般的な蛍光顕微鏡や共焦点レーザー顕微鏡から最新の多光子励起顕微鏡、全反射照明蛍光顕微鏡などの原理や特性、さらには実際の応用例などについて詳しく説明してくれました。電子顕微鏡に近い解像度の画像を作れる所まで技術が発展しているとは思いませんでした。

シンポジウム

昨日から1泊でChateau Bromontというリゾートホテルに来ました。
場所はモントリオールから南東方向にバスで1時間くらいの小さなスキー場で、近くに動物園なんかもあるようです。
MNIが中心になって博士課程の学生やポスドクを対象にNeuroinflammation Training Programという1人あたり年間$25,000ほどの助成プログラムがあり、受給者や対象となっているラボの若手が親睦を目的に集まったもので今年で2回目だそうです。

モントリオール中のラボから神経免疫に携わる若手研究者(+数人のボス)たちが挙って参加し、総勢70人ほどが学会形式で口演発表、ポスター発表、ワークショップでお互いの研究を紹介し、意見を交換しあいます。
それぞれ免疫学、神経科学、分子生物学、脱髄モデル、疫学など得意とする方法論が異なるものの、ターゲットの多くはMSであり、かなり疲れますが、とても勉強になります。
夜はバーを貸し切って2時くらいまでみんなで踊って大騒ぎ。部屋はランダムに割り振られ異なるラボの人との相部屋です。

2007年5月9日水曜日

生物学的安全キャビネット

今日はMcGillの講堂で全学対象の安全キャビネット(BSC)の講習会があり参加してきました。
BSCにはクラス1からクラス3まであり、最も頻用されるクラス2にはタイプA1、タイプA2、タイプB1、タイプB2があります。
クラス2は通常HEPAフィルターを吸気口と排気口の両方に設置し、作業者、室内環境、作業試料すべてを保護しますが、タイプA1は揮発性の物質に適していません。タイプB2は空気の再循環が全くないので、揮発性物質に対しても安全に使用できます。クラス2のキャビネット内ではガスバーナーは使用できません。
その他の一般的な注意事項として、
・使用前後に20分程度の運転をすること
・使用前後の消毒(70%EtOHなど)が重要
・UV照射は必要最低限で(通常1週間で2時間程度で十分)
・人のいる部屋でのUV照射は厳禁
・ドアの近くや人の往来の多い場所に設置しないこと
・吸引設備の放置はコンタミの原因になる
・使用中にキャビネット内の空気の流れを妨げないこと
などなど、約30分の講習でしたが、使用法について再確認できてとても良かったです。

2007年5月7日月曜日

培養

昨日から風邪を引いてしまいました。
熱はないようですが、咳と痰が出て節々が痛みます。
そんな中、今日から新たな実験に取りかかりました。
 
まずは金曜日に継代しておいたCD40L-transfected線維芽細胞に放射線を当てて増殖能を壊します。それを96穴の培養プレートに適度な細胞密度で蒔いておきます。
次に自分の腕から血液を120mlほどをEDTA入試験管に採取します。Ficollを用いて比重遠心法でPBMCを採取し、MACSセルソーターを用いてCD19陽性細胞だけを集めます。今日は風邪気味だったせいか217M個も集められました。
今回は、以下の条件での培養において産生される免疫グロブリンを解析します。
1.無刺激のB細胞
2.+BCR刺激
3.+CD40L
4.+BCR +CD40L
5.上記1.~4. +IL-4
6.上記1.~4. +IL-21
7.上記1.~4. +IL-4 +IL-21
BCRの刺激はIgG抗体+IgM抗体の刺激を24時間加えるため、今日はBCRの刺激を加えないB細胞だけを線維芽細胞と共培養し、BCR刺激を行っているB細胞は明日線維芽細胞のプレートに移します。
解析は7日間と11日間の両方で行う予定です。

2007年5月5日土曜日

散髪


補習校へ子供たちを送った後、美容室に行って散髪して来ました。通りがかって見つけた、PEEL駅にあるChez Georgesというお店で、空いてて安そうだったので散髪だけ頼んでみました。
最初に助手らしきおばちゃんにシャンプーされ、そのあと50歳くらいのおじちゃん美容師が出てきて、どんな風に切るかと聞かれたので、2ヶ月伸びた分を切ってほしいと頼みました。
日本人だと言うと、この店で使っているハサミはすべて日本製の手作りで、一つ数百ドルするものばかりだと嬉しそうに話していました。
散髪はかなり大雑把で、生え際はガタガタで、散髪後にシャンプーもしてくれないので切りかすがそのまま残った状態で終了。髪の長さはいい感じで、値段も$25だったので我慢することにしました。このお店、来月別の場所に転居するそうで、開店したら知らせますと言ってたけど、次回は家の近くのお店で試してみます。

2007年5月2日水曜日

リツキサン

今日の朝一のポスターセッションで自分の発表をしてきました。
3月にすでに論文として雑誌に記載された内容なので、批判的なコメントはなく、多くは技術的な質問で、あとは知り合いが数人挨拶に来たぐらいでした。内容は、NMOの髄液を用いて軸索損傷のマーカーであるリン酸化ニューロフィラメントH鎖(NfH)をELISAで測定したところ、急性期、慢性期に拘わらずNMOの25%で髄液NfH値が異常高値を示したというものです。MSの髄液では全例正常範囲で、NMOがMSと異なり、軸索傷害がその病態に強く関わっていることを示しています。今回の発表内容が明日の夕方のHighlightセッションで紹介される可能性があるとのことでスライドを4枚ほど作って送ってあるのですが、残念ながらその時点ですでにボストンを離れており、どのように紹介されるか聞くことができません。
 
今回も例年通り、MSのClinical trialのオーラルセッションは人で溢れていましたが、話題はヒト化モノクローナル抗体治療でした。中でもCD20抗体であるRituximabはMS治療のphase Ⅱが終了し、36週の評価時で造影病変の著明な減少と再発率の低下が示され、安全性も高く、かなり話題になっていました。RituximabはNMOに対しても再発率の減少がオープン試験で証明されており、これらの病態にB細胞が強く関わっているとことが示唆されます。また、抗CD52抗体であるAlemtuzumabもAvonexとの2年間の比較試験において有意な有効性を示しており、いよいよインターフェロンに代わる薬剤が一般化しそうな雰囲気です。そのほか、抗CD25抗体のDaclizumabや糖尿病治療薬であるPPARgアゴニスト、経口薬であるLaquinimodなどの有効性も報告されており、今後は併用療法の効果についての議論が進んで行くに違いありません。

夕方からはFenway ParkにRed Soxの試合を観に行きました。相手はアスレチックスです。ベケット投手の好投で見事勝利を収めました。10年振りのFenway Parkでしたが、グリーンモンスターがきれいになって上に観客席が出来ていました。残念ながら松坂君には会えませんでした。

2007年5月1日火曜日

AAN

AANは29日から始まっていますが、今日からポスターと口演による一般演題が始まりました。
ポスターセッションは1日2または3セッションあり、最初のセッションは朝7時からで、演者は7時から8時半までポスターの前で質疑応答をする義務があります。
ポスターセッション中は他のScientific Programは行われず、すべての参加者がポスター会場に集まってディスカッションを繰り広げます。
 
印象に残った発表は、スイスのDr.von Budingenのポスターで、MS髄液中の形質細胞を単離し、RT-PCRを用いてIgG領域のクローニングし、そこからreconminant IgGを4例のMS患者から7種類作成していました。免疫染色でその抗体活性を調べたところ、5種類がミエリンに反応し、2種類がアストロサイトに反応していました。具体的な抗原はわかりませんが、MSの髄液中に脳由来の抗原に反応するB細胞活動が証明されたことになります。また、スペインのDr. Villarは、脂質抗原を用いてMS髄液中のIgMオリゴクローナルバンドの有無を調べていました。陽性の患者中の髄液ではCD19陽性細胞の有意な増加が認められていました。このことは、MSの一群において、脂質に反応するB細胞が中枢に存在することを示唆しています。
 
10時からは地下鉄に乗ってNew England Aquariumに行ってきました。グリーンラインからブルーラインに乗り換えて30分くらいで到着しました。ボストンの地下鉄は片道一律$2で、11歳以下は無料です。
水族館は建物の中心に円柱状の水槽があり、中で鮫、海亀、縞鯵、エイなどが悠々と泳いでおり、螺旋状になった通路を歩きながら見学します。円柱状の水槽を囲むように周辺にテーマ毎に小さな水槽が配置されかなりの種類の魚介類を観ることができます。1階はほとんどすべてペンギンで、3種類のペンギンを間近に観ることができます。建物の外にはアシカなどの水槽もあり、餌付けやトレーニングの見学が出来ます。これと言った目玉はありませんが、あちこちでマイクを持って説明する職員を見かけ、子供たちに知識を伝える努力が印象的でした。

2007年4月30日月曜日

ボストン

American Acedemy of Neurology(AAN)に参加するため家族でボストンに来ました。
モントリオール空港まで車で行き、EconoParcという1泊$9の駐車場に停めました。ターミナルまではシャトルバスが連れていってくれます。
飛行機はAir Canada系列のAir Canada Jazzというローカル会社でフライトアテンダントは愛想のいいお兄さん一人だけでした。約45分のフライトで大きな揺れもなくボストンに到着。到着時は冷たい雨が降っていました。 ボストンで荷物を受け取って出口を出るとすぐにタクシー乗り場があって、そのままタクシーで宿泊先のSherton Boston Hotelに直行しました。タクシー代は$23.9で、トンネル通行料が$6.5、チップと合わせて$35払いました。モントリオールと比べると道路状況が格段によく整備されていてタクシーも大きかったせいか、とても快適でした。タクシーに乗っている間に雨もあがり、チェックインして部屋に入った頃にはすっかり晴れていました。
 
今日は、子供たちも疲れた様子だったので、ホテルの部屋で過ごすことにして、一人でホテルの2Fにある学会受付に行ってバッグと抄録集を受け取って来ました。AANは神経関連の学会の中では最も盛大で、学会期間は8日間もあります。一般演題の数は1300を超え、教育プログラム(レクチャー)も200近くあります。MS関連だけでも300演題以上ありますが、採択率が40%以下と厳しく、他の学会と比べて演題の質が高いので毎日飽きることがありません。また、北米の神経内科関連のドクターは挙って参加いるため、いろんな人に会うことができます。私の共同研究の多くはこの学会がきっかけでした。

夕方に日本から来た先生たちと一緒にCopley PlaceにあるLegal Sea Foodsにロブスターを食べに行ってきました。はじめに出てきたクラムチャウダーはかなり美味しかったです。
ここは子供メニューもあって家族連れにも便利なレストランです。

2007年4月27日金曜日

運転免許証

今日ようやく免許証交換のための手続きの予約日となり、朝一で免許センターに出かけてケベック州の免許の申請に行ってきました。
場所は高速道路を20分程走ったHenri-Bourassaというモントリオール北部の通りにあり、地下鉄オレンジラインの終点(明日から区間延長となってMontmorencyという駅まで開通するそうです)の近くになります。
8:20の予約だったので、8:10頃に入ると、まず受付で予約名簿の確認をして番号札を渡されます。中の大きな待合い室で待つこと約20分、番号が掲示されて担当者の窓口に向かいます。用意して来たのは、日本の免許証、領事館で作成してもらった免許証の翻訳書、車の登録証、パスポート、ビザ、住所を証明出来る公的書類(SIN番号の交付証明書)です。手数料・保険料などが合計$109.98かかりましたが、銀行のバンキングカード(デビットカード)で支払えました。10日間有効の臨時の免許証(紙)をもらい、何枚かの書類にサインして手続き終了。再び待合室で5分ほど待って、同じような窓口で壁を背中にして写真を撮って帰ってこれました。視力検査もありませんでした。
1週間後くらいに本物の免許証が郵送されてくる予定です。

2007年4月26日木曜日

Spring Fling 2007

MNIでは毎年この時期に職員によるSpring Flingと呼ばれるコンサートが開かれます。
会場は正面玄関から少し奥に入った場所にある講堂です。
11:45に開場となり、入り口ではピザとスナック、缶ジュースが用意され、200人くらいの観客(これもMNIの職員)の前で約1時間半、いろいろなパフォーマンスが繰り広げられます。
かなりご年配のドクターのピアノ演奏(恒例なようです)から始まり、本格的なジャズバンドやアカペラのコーラス、さらにはアフリカ民族音楽など、ジャンルはバラバラですが、音楽が好きな土地柄らしく、みんな陽気に楽しんでいるのが印象的でした。
 
夕方には同じ講堂でペンフィールド(MNI出身の高名な脳外科医)記念講演があり聴講しました。演者はMyelin Repair Foundationの創設者でMS患者でもあるScott Johnson という方で、経済界では名の知れた大物だそうです。財団創設に至る経緯やMS治療の発展に対する意気込みなどを話していたようですが、正直内容が難しくてあんまり良く理解できませんでした。

さらに、7時からはMNIをはじめとするモントリオールのMS専門家で作るMS Montrealという会の会合に出席しました。うちのラボのボスがMNIに赴任した際に大ボスから企画を任されて創設した会で、4つの製薬会社から年間400万円の協賛を得て成り立っています。年間約6回の会合で主にクラブやレストランの個室で外部から演者を招き、フルコースディナーを食べながら講演を聴くという会で、親睦が主な目的だそうです。今日はUniversity Clubとうレストランで20人ほどのMS専門家がモントリオール中から集まっていました。演者はハーバードのTimothy Vartanian助教授でTLRを専門にしています。ちょうどTLRの勉強を始めたところなので、とても勉強になりました。

2007年4月24日火曜日

言語

ケベック州はフランス語が公用語なので、モントリオールではフランス語で教育を受けます。
ただし、我々のような一時滞在者や両親がフランス語を話せない場合などの特殊な事情がある場合は例外として英語での教育が認められています。以前のプロテスタント系の40の公立小学校と18のHigh Schoolが英語系学校として認定されており、そのうちの一つが家のすぐそばにあるWestmount Park小学校です。
ここでさえも30%はフランス語の授業が必須で、フランス語の単位を取得しないと高校を卒業できません。

モントリオールの中心にあっても、マギル大学は英語系の大学なので、構内は英語での会話が基本です。ただ、実験助手や学生は地元出身者が多く、フランス語の会話をよく耳にします。病院の患者やカフェテリアの店員はフランス語しか話せないことが多いので廊下で話しかけられた時は困ってしまいます。
さらに、研究者は世界中から集まっており、聞き慣れない言語を電話で話していたりします。
先日ボスは友人と電話でヘブライ語で話していましたし、隣の席のモロッコ人のポスドクはアラビア語、フランス語、英語が堪能です。隣のラボのレバノン人もフランス語と英語を混ぜて会話します。テクニシャンはペルシャ語を話します。
お陰で私の拙い英語でも十分に通用していますし、何よりみんなゆっくりわかりやすくしゃっべってくれるので助かります。

今日は別のレバノン人の脳外科のレジデントに日本人なのに何で中国語や韓国語がわかんないんだと聞かれてびっくりしました。こちらでは全部同じに見えるそうです。

2007年4月22日日曜日

タイヤ交換

今日、Canadian Tireというオートバックスのようなお店に行って冬タイヤをオールシーズンタイヤに交換して来ました。

昨日の午前中に一度頼みに行ったのですが、大変な混雑で今日出直すように言われていたのです。朝8時から先着順で受け付けるとのことだったので、早起きして7時40分には店に到着しましたが、すでに受付には15人ほど並んでいました。
8時過ぎに順番が来て、受付で車のキーを渡し、携帯電話番号を教えると、正午までにはできあがるだろうとのこと。
ちなみに、オイル交換はexchangeですが、タイヤ交換はinstallと言わないと通じませんでした。
 
幸い近くのWal☆Martが8時から開店しており、時間をつぶしていると、10時過ぎに携帯電話が鳴り、準備できたとのこと。再び受け付けに行って代金を払いました。
16インチのタイヤ交換(組み換え)は4本で$60(約6000円)で、バランス調整、コーティング料に税金が加わり総額$82もかかりました。日本での相場よりちょっと高い気がしましたが持ち込みなので仕方ないですね。
 
お昼になる前に、タイヤを交換した車でオリンピック公園に遊びに出かけました。
今日はちょっと曇っていたのでオリンピックスタジアムの展望台には登らず、隣接しているBiodomeという展示パビリオンに行って来ました。
熱帯雨林→ローレンシャンの森林→セントローレンス水系→北極と続く展示コーナーのそれぞれでそこで暮らす動物、鳥、植物を見ることが出来ます。
子供たちは結構はしゃぎながら楽しんでいたようですが、中でも最後のペンギンが面白かったようです。

2007年4月21日土曜日

真冬と真夏

つい数日前まで雪が積もって凍えるような寒さだったのに、今日は最高気温が25℃の夏日でした。
明日の最高気温の予想も25℃。
1週間で仙台における真冬と真夏が経験できるなんて普通ではあり得ないことです。
 
先週までは閑散としていた街の歩道も人で溢れ、暖かくなるのを待ちわびていた人々が陽気に活動を始めたようです。短い夏を少しでも満喫するためにはじっとしてるわけにはいかないようです。

2007年4月20日金曜日

来客

ボスのオフィスには実に多彩な人が来客として訪れます。
ありがたいことに、興味を持つかどうかに拘わらず、そのうちの多くの人を私に紹介してくれます。

昨日はコロラド大学のAssociate Professorで神経眼科を専門としているDr. Benetteが訪れました。彼はB細胞のVH領域のレパトアをsingle cell RT-PCRで解析し、MSの髄液細胞で特異的なVH usageを見いだしていました。
私自身、これからB細胞による抗原非依存性の抗体産生を解析するわけですが、首尾良く抗原非依存性に増殖し、抗体を産生し続けるB細胞集団が確立出来たとき、おそらくMS患者の細胞では特異的なVHレパトアを示すことでしょう。

2007年4月16日月曜日

大荒れの天気

ここ数日は最高気温が1℃前後、最低気温が-1℃前後で、体感気温は-5℃程度と真冬のような日々です。
今朝は雪が10cm程度積もっていた上にみぞれが降り、溶けた雪の水が洪水のように歩道に溢れ、靴の中が水浸しになってしまいました。ラボのメンバーによると4月にこんな天気になるのは通常ありえないとのことで、どうも異常気象なようです。

ずぶ濡れになりながらも今朝は早めに出勤し、大ボスのラボのミーティングに参加しました。今日はポスドクの一人による学会(?)プレゼンの予行で終始したために全体の様子はわかりませんでしたが、いい勉強になりました。プレゼンの内容は、NK細胞やCD8細胞、γδT細胞によるオリゴデンドロサイト傷害に関わる受容体(MIC A/B)とリガンド(NKG2D)の解析、IL-15によるNK細胞への影響などの研究報告でした。

2007年4月15日日曜日

税関

日通にお願いしていた荷物が一昨日の4月13日の午前中に届きました。
3月1日に仙台の自宅から荷出ししてから6週間かかりました。
カーゴトラッキングによると、3月14日に日本を出航、4月5日にバンクーバーの港に入港、そこからは陸路で4月10日にモントリオール空港に到着したようです。
 
4月12日に旧市街にある税関に出向いて内容を説明しました。
船便による引越荷物だと本人による通関が必要なのだそうです。
税関は旧市街にあり、職場から2キロくらいの場所なので、歩いて行きましたが、この日は季節外れの雪で大変でした。
 
幸い待合室にはだれもいなくて、受付で日通から郵送でいただいていたマニフェストとパスポートとビザを提出するとまもなく奥の部屋に入るように呼ばれ、担当官との面談が始まりました。
個人所有物かどうかの確認、中身の説明、食物の有無、他の別送品がないか、トータルバリューはいくらか、などを聞かれました。
特に問題はなかったようで、3年経過するまでは他人に譲ったり売ったりしないように注意されて5分程度で面談は終了しました。
 
翌日荷物はすべて無事に到着し、段ボールの破損等もありませんでした。

2007年4月13日金曜日

計画

今日は午前中にB細胞の培養方法を習いました。
現在ここでメインとしているのはPBMCからのB細胞で、MACSを使ってCD19+細胞をソートします。
BCRを抗体でクロスリンクさせた後にCD40リガンドを強発現した線維芽細胞と共培養し、B細胞を活性化させます。
今後、しばらくはこの系を用いてB細胞の分化と抗体産生能を解析して行きます。
 
午後は、ボスと大ボスとミーティングをしました。
3時間以上もかけて、今後の実験計画を話し合いましたが、1年ではとてもやりきれない課題が次々と沸いてくるのには大変感心しました。さすが、20年以上こだわり続けてきただけのことはあります。
 
NMOとアクアポリン4との話題もトピックの1つです。
ラボの一つがアストロサイトとマイクログリアの培養系に強いこともあって、in vitroでの解析が進んでいました。
 
初めは3人でのミーティングでしたが、いつの間にか徐々に人が増えていき、最後にはもう一人のボスも加わり、7人くらいで熱いディスカッションが繰り広げられて圧倒されてしまいました。
とにかくあらゆるミーティングに顔を出し、まずは雰囲気に慣れなくてはと強く思いました。

携帯電話

一昨日、携帯電話がビデオトロンから届きました。
ボスに「これでやっとヒトになれたね」と言われました。

機種はNokiaのストレートタイプ。1年契約の場合の最も安価($109.95)な機種です。
アメリカでも使用可能なようです。
一応インターネットも接続可能で、実際日本のサーバーのWebメール(英文のみ)を読むことが出来ました。
カメラは付いていません。
料金は月300分の無料通話分がついて約2700円/月です。
この携帯で日本に国際電話をかけた場合、固定電話へは1分間約65円で、携帯電話だと約80円だそうです。

液晶部分は鏡面になっていて、写真では子供の顔が写っています。

2007年4月11日水曜日

見学

ラボでは患者由来の末梢血リンパ球を用いた免疫応答の解析、正常人末梢血リンパ球を用いてのB細胞の免疫応答の解析、患者血清に含まれる自己抗体の解析などが同時に進行していますが、当面B細胞の培養に専念することにしました。
 
今日は患者末梢血からのFicollを用いたPBMCの分離、DMSOを用いた凍結保存までの行程を一通り見ていました。効率よく約3時間で処理されるのに関心しました。当然なのかもしれませんが、ルーチンワークに関しては詳細な独自マニュアルがあり、例外なく従っているため保存状態や細胞密度などもきちんと一定になっています。凍結チューブのラベルも細かく3行で印字され、コード化してコンピュータで管理しています。
 
午後からはFACSの解析を見ていました。多くのメンバーがFACSで解析を行うため、連日予定表が埋まっています。今日の解析はCSFEでラベルしたT細胞の変化とサイトカイン産生の関連をみたもので、解釈は難しいものの、ユニークな解析でした。

通勤

モントリオール神経学研究所はマギル大学の構内にあり、モントリオールのダウンタウンの北に広がるMont Royalの麓に位置しています。狭い敷地の中現在増築中で、近い将来ラボのスペースも広くなる予定だそうです。私のいるうちに間に合うかどうかは微妙だそうですが・・
そんな事情の影響かどうかは知りませんが、思ったほど駐車場のスペースがなく、あいにく敷地内に専用のスペースを確保することは出来ませんでした。もし車通勤をするなら近くの民間の駐車場を借りるしかなさそうです。
 
これから暖かくなってくることだし、健康のことも考えて地下鉄で当面通勤することにしました。
自宅から徒歩で一番近い地下鉄の駅まで約10分、そこからオレンジラインに乗って2駅目でグリーンラインに乗り換え、4つ目のマギル駅で下車、そこから研究所まで徒歩約10分。乗り換え時間を含めて約40分かかります。
 
運賃は1回$2.75(約280円)で、6回券を購入すると1回あたり$1.96(約203円)です。月ごとのパスもあって、$65(約6700円)/月です。4月も10日過ぎましたが、monthly passをうちの近くのコンビニで購入しました。17往復分なので、今月は元がとれるか微妙です。

2007年4月7日土曜日

ショッピングモール

Carrefour Angrignon というショッピングモールに行ってきました。
高速道路を使ってうちから10分くらいの所にあります。


SEARS、ZellersといったデパートやMaxiなどのスーパーマーケットが入った大型モールです。Best Buyというコンピューター中心の電気店もあります。 周辺にはトイザらス、Wal☆Mart、カナディアンタイヤなどのお店もありました。
今日はDollaramaという$1ショップで生活雑貨を買って、Zellersで子供のリュックなどを買いました。

2007年4月6日金曜日

日本語補習校



モントリオール滞在は1年間の予定ですが、子供達が日本に帰国してから困ることないように補習校に通わせることにしました。
モントリオールに来てから事務局に連絡が取れなかったので、今日直接学校に行ってみました。
通常は土曜日が開校日ですが、イースターの連休のため今週は金曜日の開催で、しかも今日は入学式だったようです。
9時半過ぎに学校に行くと、すでに入学式が終わって授業が始まっていました。6年生担当の校長先生がクラスを案内してくれて、そのまま子供達は授業に参加することに。とまどいながらも机に座っていました。
上の子の3年生は男子4人女子4人の8人クラス、下の子の1年生は男子4人、女子7人の11人クラスです。最近は企業からの派遣が減って海外赴任家族の子女だけでは成り立っていかず、カナダに永住権をもつ日系の子女の受け入れも行っているそうで、ハーフのお子様がかなりいらっしゃいました。
1週間の内容を土曜日1日でこなすため、内容はかなり濃く、宿題も多くて大変そうですが、他の日本人家族とのつながりももてて心強いです。
 
カナダにおける日系企業はトロントやバンクーバーに集約してモントリオールからは撤退する傾向は相変わらずのようで、モントリオールの日本人人口は年々減少しているようです。フランス語が公用語なのも日本人にとってはハードルが高いのかもしれません。
 
帰ると、ビデオトロンから来週水曜日に携帯電話を届けるとメールが入っていました。1週間遅れましたが、許容範囲です。

2007年4月5日木曜日

登校

今日は登校初日です。
2人ともなんとか1日こなしたようです。

2007年4月4日水曜日

ビデオトロン

先週の火曜日に電話で契約したケーブルテレビ会社の技師さんがアパートに来て設置工事をしてくれました。全く英語が話せないケベコワでどこに線を引くかの説明にも苦労しました。
 
契約した内容は、
1.ケーブルテレビ(デジタル)
2.ケーブル電話(IPホンみたいなもの)
3.ケーブルインターネット(下り最高7Mbps、月20GBまで)
4.携帯電話(月300分無料)
これで月$110(約11,500円)です。
4月の契約料、工事費や端末代などを含めて契約時に$500を支払いました。
 
テレビにはオプションとしてアメリカの番組のコンボとスポーツ番組のコンボをつけましたが、少なくとも50以上のチャンネルがEPG機能付きで無料で視聴できます(総チャンネル数は300を超えるようです)。
電話は市内通話は無料で、日本へかけても1分10円(日本で携帯電話使うより安い)。音質も問題ありませんでした。
インターネットは、モデムを日本から持ってきた無線ルータに繋いで無線LANを組みました。2台のノートパソコンで同時に使用していますが、問題なく繋がり、スカイプも出来ました。
 
今週初めに届くはずだった携帯電話についてまだ何の音沙汰もないのがちょっと気にはなっていますが、まだそんなに必要ではないので少し待ってみます。

2007年4月3日火曜日

ミーティング

毎週火曜日の朝9時から所属するラボの研究ミーティングが行われており、今日はそのミーティングに参加してきました。
現在ラボでのメインテーマはMSの病態に関わるリンパ球(主にB細胞)の解析で、その解析方法はFACS、ELISA、マイクロビーズ、RT-PCRなどが主体です。最近は臨床検体を用いての自己抗体の解析などもはじめているようです。
今日のミーティングはマスター学生の1人によるメモリーB細胞におけるTLR刺激によるサイトカイン産生をみた実験の報告がメインでした。TLR刺激後のNF-KBの活性などはまだ見てないようですが、おもしろい結果が出てたようです。
最後に、拙い英語で自己紹介をしましたが、歓迎してくれているのが伝わり、嬉しかったです。

小学校クラス紹介


今日の午後は授業料の納付と、クラスの紹介をしてもらいに再び小学校を訪れました。
どのクラスもきちんと統括されていて日本での学級崩壊のような状況は全く認められません。
子供達が教室に入って自己紹介をしましたが、生徒達は拍手をしながらまじめに聞いてくれていました。
先生がとても優しそうだったためか、子供達も安心したようで、木曜日からの登校を楽しみにしているようでした。
 
どのクラスにもいろんな人種の子供達がいて、中には全く英語がしゃべれない子供もやはりいるようです。先生方も対応に慣れていて、子供達が全くしゃべれなくても全く困った顔することなく優しく接してくれるので安心しました。

2007年4月2日月曜日

小学校

歩いて5分程度の公立の小学校に入校手続きをしに行ってきました。
必要だった書類は、領事館で作成してもらった英文の出生証明書、日本から持ってきた予防接種歴の英文翻訳、子供達の修学ビザと親の就労ビザでした。
 
明日、担任の先生を紹介してもらい、校内を案内してもらうことにして木曜日から通学することにしました。
授業料は1人$40、管理料(?)が2人まとめて$60で、$140を明日支払うことに。これとは別にHot Lunch Program(給食)を頼む場合には月$20を支払うらしいです。
 
午後からショッピングモールに行って、生徒達がしょっていたのと同じようなリュックサックを買いました。

2007年3月31日土曜日

公園

うちから歩いて5分もかからないところにWestmount Parkという大きな公園があります。
今日は土曜日だったこともあり、多くの家族連れが遊具で遊んでいました。
子供達は汗をかいてはしゃいでいましたが、見ている大人はかなり寒かったです。

2007年3月30日金曜日

地下鉄

今日は先日もらえなかった社会保障番号を申請しに、8:00頃の地下鉄に乗ってダウンタウンに行きました。
8:30きっかりに窓口に到着し、ほとんど待ち時間なく手続きも終了。無事社会保障番号を発行してもらい、後日カードを郵送してもらえることになりました。
 
ついでに日本国領事館に寄って、先日依頼しておいた免許証の翻訳、出生証明書、婚姻証明書を受け取りました。
  
その後、領事館で作成してもらった出生証明書を持って、英語系教育委員会に車で出かけ、すぐそばにある英語系の公立小学校に入学できる許可証をもらいに行きました。教育委員会って堅苦しいとこかと思っていましたが、とても気さくな人たちで笑いながら手続きが進みました。
月曜日に小学校に行って入校手続きをすることになりました。
  
午後からは家族全員で健康保険証を作成しに、地下鉄に乗ってダウンタウンのど真ん中にあるRAMQという所に出かけました。ここでは1時間以上待たされましたが、婚姻証明書があったので、スムースに発行手続きも進み、あとはカードが郵送されるのを待つだけです。保険証は6月1日から有効だそうです。それまでは、日本から持ってきた数枚の海外保険付きのクレジットカードで対応することになります。

2007年3月29日木曜日

ウォールマート

うちの近くには「metro」という食料品を中心としたスーパーがあり、歩いていける距離なんですが、4kmほど離れた郊外に「Walmart」があり、衣料品、家電製品、日用雑貨、車用品などがそろっています。

今日は初めて郊外に車で出てWalmartに行ってきました。

いろんな買い物をしましたが、中でもレックスマークのインクジェットプリンター(Z735)が$38だったのにはちょっと驚きました。日本ではあまり見かけないモデルでしたが、インストールソフトも付属のプリントソフトも日本語に対応していて、写真プリントも5年くらい前の高性能プリンタと遜色ない画質でした。


2007年3月28日水曜日

銀行

ホテルを今日チェックアウトしていよいよアパート暮らしが始まりました。
初めてモントリオールで車を運転し、ホテルの前に路駐して荷物をホテルから運び出しました。
左ハンドルなんて乗ったことがないので、バックミラーが見づらいのとウインカーとワイパーを間違えることが多く、慣れるのにもう少し時間がかかりそうです。

アパートに到着後、まずご飯を炊いてお茶漬けを食べました。
午後からは銀行(Royal Bank of Canada)に行って口座の開設です。
すでに日本で口座を開き、何回か送金もしてかなりの金額が入っています。

まず入り口を入って受け付けに事情を説明すると、担当者を呼んでくるのでちょっと待っててくださいと言われ、約10分すると大柄な女性行員が現れて個室に連れて行かれました。
口座開設を通知する英文手紙のコピーを示すと、なんと彼女が手紙を書いた張本人でした。
カナダの銀行の仕組みを丁寧に説明してくれて、窓口の利用の仕方、オンラインバンキングの操作方法、オンラインでの決済の仕方、バンキングカード(ATM)の使い方なども教えてくれました。

カナダの銀行ではchecking accountとsavings accountを使い分けるが一般的なようで、カードを使っての入金・引き落とし、オンライン決済などはchecking accountを使い、普段使うことない眠っているお金をsavings accountに入れておくようです。
Checking accountの利息が0.01%なのに対し、savings accountは4%の利息が付き、1日ごとの預金額に利息が生じて月単位で利息が支払われるとのこと。オンラインでいつでも自由に2つの口座間でお金の移動が出来るそうです。
私はてっきりchecking accoutとういのは小切手用の口座なのかと勘違いしていましたが、その行員は「今時小切手なんか使わずほとんどインターネットで支払います」と笑ってました。
Savings accountの作成には少し時間がかかるとのことなので、来週の木曜日に出直すことにしました。

2007年3月27日火曜日

到着

昨晩のモントリオールの最初の夕食は出前でした。
ワンタン麺×2、上海風焼きうどん、日本風カレーうどんを頼みました。
全部で$35、まずくはなかったですが、とにかく量が多くて食べきれませんでした。

今日は朝からお出かけです。
まず、Westmount市にあるアパートにタクシーで行って部屋の鍵を受け取りました。 ついでに4月分の家賃をトラベラーズチェックで支払いました。
トラベラーズチェックは$100単位なので、家賃の$1400を払うのに14枚もサインをしました。

前の住人に譲っていただいた車を車庫で確認したあと、一度ホテルに歩いて戻りました。
ホテルに着いてから自動車保険と家財保険に加入するためトロントの保険会社に電話し、条件等を確認した上で契約しました。今日から有効です。
その後、ケーブルテレビ会社(Videotron)に電話して電話・インターネット・ケーブルテレビ・携帯電話の申し込みをしました。すべての設置工事が最短で4月4日とのことで、その日にアポイントメントを取りました。

午後は保険会社からの保険証のコピー、前オーナーからの譲渡証明書、古い登録証を持ってケベック州自動車保険公社の窓口に行って車の登録に出かけました。数ある窓口の中でホテルに一番近いBerri-UQAMという地下鉄の駅にある窓口に行きました。予想に反して全く待ち時間なく窓口で対応してくれて、10分ほどで登録が完了。登録料、税金を払って無事登録証とナンバープレートが発行されました。
その足ですぐそばにあるHuman Resources Centresで社会保障ナンバーの交付を申請に行きましたが、すでにこの日は30人以上が交付待ちの状態で、明日出直すように言われてしまいました。
仕方がないので、地下鉄でSquare-Victoria駅に行き、ここにある日本国総領事館に出向きました。ここで在留届を提出し、同時に日本の免許証と戸籍抄本の翻訳を依頼してきました。翻訳は3月30日に用意出来るとのこと。書類4枚の作成で手数料は$62。ちょっと高い気がしました。

2007年3月26日月曜日

出国

いよいよ出国です。

8:15仙台発成田着のANAに乗り、出国の旅が始まりました。
今回は乗り継ぎ便ではないため、成田で荷物を受け取らなければなりません。
預ける荷物が計6点で90kgになり、本来の国内線の許容重量(18kgX4=72kg)を超えてしまいましたが、ANAでキャンペーンをしているそうで、一人25kgまで大丈夫とのことで追加料金はかかりませんでした。

9時半には成田空港に到着し、荷物を受け取って、第一ターミナルのIASSエグゼクティブラウンジで14時半のチェックインまで時間をつぶしました。ここではインターネットがタダで出来ますが、何故か新しいノートパソコン(Windows Vista)ではうまく繋がりませんでした。
14時半にチェックインを済ませターミナルに入ると、そこに先の世界選手権に出場したジェフリーバトルをはじめとするフィギュアスケートのカナダチームと遭遇。なんと同じ飛行機で帰国するところでした。
とてもいい人たちで、声をかけると気軽に笑顔で答えてくれました。
左側に座っているのはアイスダンスのポジェ選手とウィーバー選手、奥にはペアのデューブ選手、デイビソン選手などがいました。
 
 

全員のサインももらってしまいした。
子供のメモ帳でしたが、みんな丁寧にサインしてくれました。
左上にバトルのサインがあります。




  
 
 
 
 


 
成田からは直行便がないため、エアカナダのトロント経由でモントリオールに向かいます。
事前に席を予約しておいたので、エコノミーの中でも席幅の広い2列席を前後に座り、とても快適でした。
また、エアカナダでは機内食で子供用のものをあらかじめ依頼しておくことができます。
これが子供用のディナーのハンバーグです。大人用よりよっぽど美味しそうでした。

トロント時間の午後4時頃無事に到着。たいした揺れもなく、睡眠も十分とれたのか、子供達もぐずることなく入国審査、移民局で手続きを済ませ、午後6時発のモントリオール行きの国内線に搭乗しました。
トロントでは、荷物が多かったので、乗り継ぎのために必要な再チェックインをポーターに手伝ってもらいました。$14+チップ$16で$30も払いましたが、お陰で楽に手続きができて良かったです。
モントリオールに着いたのは午後7時半。
気温は5℃くらいで雨が降っていました。
タクシー乗り場で大型バンがくるのを少し待ってホテルに直行しました。モントリオールの空港からダウンタウンへのタクシー料金は$35均一です。これにチップを含めて$45払いました。
ホテルはダウンタウンの La Tour Belvedereという家具付きアパートのようなところで10畳くらいのベッドルームと12畳くらいのリビングダイニング、それに3畳くらいのキッチンがついて1泊$142です。ここに2泊してアパートの準備を整えることにしました。

2007年3月1日木曜日

銀行口座開設

アパート近くのRoyal Bank of Canada(RBC)の支店に口座を開設しました。

手順は以下のとおり。
1.カナダに出発する6週間前にオーストラリア・ニュージーランド銀行ホームページから現地口座開設取次ぎサービスの資料を取り寄せます。資料請求ページ

2.資料が送られてくるので、海外預金口座開設申込取次ぎ依頼書、外国送金依頼兼告知書、留学生現地口座開設申込書を同封の封筒に入れて郵送します。とりあえず50万円を送金することにしました。

3.10日くらいで口座開設取次ぎ結果案内が送付され、無事Westmount市のアパート近くの支店に口座が開設されました。

4.カナダに到着後、口座開設取次ぎ結果案内に同封された現地預金口座番号のお知らせとRBCからの英文レターとパスポートを持って支店に行けば通帳とキャッシュカードが支給されるはずです。

これでCitiBankのインターネットバンキングで海外送金のための事前登録が可能になりました。今後はインターネット上で七十七銀行→CitiBank→RBCと送金が可能になるはずです。

2007年2月24日土曜日

マギル大学


2月12日~15日でモントリオールに下見に行ってきました。主な目的はアパートの契約です。
14日はこの冬一番の大荒れ天気で、冬のモントリオールの厳しさを実感してきました。
 
研究室のあるマギル大学のモントリオール神経学研究所に寄って、4月からの研究の打ち合わせをしてきました。
 
写真は病院の建物に貼られた大きな広告。